可愛すぎる彼女の話をしたい【五条悟】

・ノート ページ12

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「…五条がノート書いてるなんて珍し。」

「うるせー、Aが後で見せろって言うから書いてんだよ。」




Aは任務で不在の時、ノートは傑に借りていた。読みやすいしわかりやすいと。

傑もAからノートを借りていた。


俺はノートなんて書かんし硝子は大事なとこしか書いてないからこうなるのは当たり前。




「今日夏油もAもいないもんね。」

「だから俺が書くしかねぇんだよ。」

「五条ってこんな綺麗な字書けたっけ。」

「適当に書いたらAに読めないって言われんだろ。」




聞いて驚け。俺はガキの頃習字教室通ってたからな！ある程度本気出せば書けるんだぜ！


とりあえず黒板に書かれた通りに丸写ししてAに渡した。




『ありがとう、助かる。』




そのままAは教科書を開いて、読みながらノートを写した。



俺の書いたノート写すAが可愛い。

耳にかけてた髪がサラッと落ちてきて、また耳にかける仕草が可愛い。

シャーペン持ってる姿が可愛い。




『…よし、できた。傑に渡して来る。』

「別にAのノートじゃなくても俺のでいいだろ。」

『うーん。でも誤字多かったから、ね。』




少し眉を下げてそう言った。

誤字か〜〜〜気にしてなかったな……。




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