*〜42話 ページ43
『一番見てほしい人が見てくれなかった』
その言葉は、皆にそれぞれ刺さっていった
えむ「……ぁ……ッ」
衝動なのか、ふらっと傾いたと思えばAに飛び付いたえむ。声にならない気持ちが溢れ、震えながら
離さないようにとAを抱き締める。
貴女「…っ………もう…我慢なんてしたくない…ッ
優等生になったってっ…仕事をどれだけ頑張ったって…誰も…誰も私を…朝比奈Aを見てくれない…
ねえ…どうしたら…ッ楽しいって思えるの…?
どうしたら…っ幸せだって思えるの…?」
今まで見たことのないくらい、涙を流しながら
悲痛に声をあげるAを見て声がでなかった
こんなに繊細な心だったのか
何故今まで堪えてこれたのか
寧々「っ…馬鹿みたい…!!!!!なんで今まで言ってくれなかったの!!!私達そんなに頼りないの!?
ねえ…!A!!!!!!
そんな…ッ壊れそうなAを…見たくなかったのに…!どうして…どうしてAなの…!
何でAばかり傷つけられなきゃいけないの…!?
不公平じゃん!!何をしなくても楽しく生きていける人達は…!Aみたいに頑張っても幸せだと思えない環境にいる人が…!どれだけ苦しんでるのか…!知ってよ!!」
許せない…!Aの親も…!!見て見ぬふりしてきた人達も…!全員大嫌い!!!!
そう言ってえむの上からAに飛び付く
類「…Aくん、君の中で母親と言う存在はとても大きいものかもしれない。けれど、
その存在のせいで…Aくんが苦しむのなら…
僕達は、例え君の親だとしても好きになれないよ。
Aくんには、僕達がいる
朝比奈Aを見ている人は、ここにいるんだ。」
貴女「…ッ信じたい…信じたいの……でも…ッでも…っ」
類「今すぐにって言うことはないよ。Aくん
僕達はいつまでも待っているさ。何年、何十年かかろうと君を待っているよ。」
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梅(プロフ) - 豆腐ちゃんさん» 豆腐ちゃんさん!コメントありがとうございます!本当ですか…!私の方がまだまふゆママの事をよく理解できておらず、口調もあれ?と思う部分が出てくるかもしれませんがそう言っていただけて幸いです!ありがとうございます!! (2023年2月26日 14時) (レス) @page37 id: cf80c70b04 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐ちゃん - 今まで関わったどの主よりワンダショとまふゆママを生かしてる (2023年2月20日 3時) (レス) @page36 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - 麗紅花さん» こんにちは、麗紅花さん!コメントありがとうございます!少し私の中でこうなったらいいな、など色々改造しちゃってます!ニーゴとのキャラも今後絡ませていこうと思います!類くん推し同士よろしくお願いします〜!! (2022年12月22日 15時) (レス) @page33 id: c899e98ef4 (このIDを非表示/違反報告)
麗紅花(プロフ) - 良いね。今までのプロセカ小説を読んだ中で、新鮮な内容の小説ですね。夢主は、他のセカイに行けるのもそうですが、話の方向性や展開が私の中では珍しい。私はとても気に入りました。ワンダショとニーゴが好きだから更に良い。因みに、類君推しです。続きを楽しみです! (2022年12月22日 12時) (レス) @page32 id: ba1809d3dd (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - レナさん» レナさん、コメントありがとうございます!あまりお見かけしない感じですよね…!!好きと言っていただけて光栄です!遅くはなりますが、更新沢山出来るよう頑張ります!!今後も宜しくお願い致します! (2022年11月27日 17時) (レス) id: c899e98ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅 | 作成日時:2022年11月1日 19時