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貴方.
涼「ずっとそばにいるから。俺にも守らせてよ、Aちゃんのこと」
さっきまでの真剣な表情とは打って変わって、優しい笑顔。私の手をそっと握って、冷えていた心に温もりを分けてくれるようだった。
思えば私には、こういうときすぐに頼れるような友人は、メンバーを除くとあまりいない。何かに縋りたくてたまらない今は、たとえ年下の弟のような存在でも関係なくて。
ぎゅっとその手を握り返すと、涼介の表情はパァッと明るくなった。……かわいい、なんて、ずっと前からそう思っていたはずなのに。
『……うん、ありがとう。涼介がいてくれるなら安心だね、』
涼「…………うん、どこまでも守るからね！」
『へへ……何か照れるな』
触れている部分が熱くて、それがどっちの体温かなんて、もうとっくの前に分からなくなっていた。
丸くて綺麗な瞳が、私を捉える度に柔らかく揺れる。くしゃりと細められた目元は、時々怖くなるほど優しくて。涼介の一挙一動から、「好きだ」と伝わってくるのが、やっぱりほんの少し怖い。
こんな私でいいの？なんて、少女漫画や恋愛ドラマで使い古されたセリフが、喉元まで来ているのだ。……つまりは彼の好意を受け止めようとしているわけで、
大「うお〜い、俺たちのこと忘れてね？！」
『……ふふ、ちょっとだけね？』
涼「あ、せっかくいい雰囲気だったのに！」
知「貴重なチャンス奪われちゃったね、涼介」
裕「うわ、動画回したかった……」
私の心は大パニックなのに、皆はいつも通りの通常運転で。……それもそうか、私の心境なんて誰にも分からないんだから。
涼介の顔が整っていることや、中身まで完璧な理想の男性なのは、とうの昔から知っている。だけど、その涼介を恋愛対象として見たことはなかったから……
それでも今明確に、涼介のことを意識している自分がいる。そんな自分に、我ながらびっくりしてしまった。
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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして！コメントありがとうございます（＾_＾）どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…！私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです（ ; ; ）（笑）今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年8月17日 0時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして！昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました！メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です！！^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております！笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
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