いつか流星になる朝に【氷浦貴利名】☆リク ページ9
*
朝、8時ちょうど。
...タイムリミットだ。
俺はお邪魔します、と言って幼馴染の家のドアを開けた。
断っておくが、鍵が開けっ放しになっているだけであって、決して不法侵入ではない。
2階に上がって、幼馴染の部屋に入る。
ベッドの脇に脱ぎ散らかしてあった下着を見ないようにしながら、気持ち良さそうに寝息を立てている彼女に声をかけた。
「...A、起きて。朝だよ」
「...んん〜、あともう、ちょっとだけ...」
「ダメ。学校遅刻するよ」
「...んっ！あっ、貴利名！おはよ〜」
目を覚ましてふにゃっと笑う幼馴染に、俺もふっと口元を緩めた。
「おはよう。じゃあ、下で待ってるから。」
「うん！」
Aはどたばたと服を着替え朝ご飯を食べ髪を整え、お待たせー、と玄関に降りてきた。
この間約5分。
ギネスブックに載るんじゃないかと思うほど驚異的なスピードだが、俺は日常茶飯事なので、今さら驚かない。
家を出て、並んで学校までの道を歩く。
「ありがとね、また起こしに来てもらっちゃった。」
「どういたしまして。もう慣れっこだよ」
幼い頃に父親を亡くし、そして母親は本土での仕事が忙しく、実質一人暮らし状態のA。
だから、家が隣で幼馴染の俺や俺のおばあちゃんが、こうやってちょくちょくAの家を訪れて、世話を焼くことがあった。
...まあ、そうすることももうすぐ無くなっちゃうんだけど。
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チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» 私も杳覇さんが大好きです〜〜〜！！（号泣）鬱陶しいなんてとんでもないです！これからも気が向いたら気軽にコメントしちゃってください！続編の方でもどうぞよろしくお願いします！(*´∀｀*) (2020年5月16日 18時) (
レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 豪炎寺くんが最初っから最後までカッコ良すぎる大好きですこのお話！！！ひえええ次回最終回！？ううっ…楽しみに待ってます(´；ω；`) 短期間で三度目のコメントすみません…！！鬱陶しくなったらいくらでも無視して下さって構いませんので！！チェレステさん大好きd(( (2020年5月14日 20時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» あああ二度もコメントをしてくださりありがとうございます！！とても励みになります(号泣)貴方様のような素敵な読者に楽しでもらえるような執筆を目指してこれからも頑張ります！！どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - ああああ豪炎寺くんすでに最高っ…！！すみません感情が昂ってしまい思わずコメントしてしまいました……！！続きが凄く楽しみです！！ずっと応援しています！！ (2020年5月12日 22時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» まだ見てくださっている方がいらっしゃったとは…！！！感謝感激です！！ありがとうございます更新頑張ります！！！ (2020年5月9日 10時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェレステ | 作成日時：2018年6月11日 21時
