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「ご、ごめ…ッ……やだ、なんで、」
「……」
「……っ！？」
豪炎寺くんは何も言わずに、泣きじゃくる私をそっと抱いた。そのまま、優しく私の頭を撫でる。
「……朝から様子がおかしいと思っていたんだ。如月、何があったんだ？……話してくれないか？」
彼の心からの優しさが、痛いほど胸に染みる。涙が、止まらなかった。
＿＿＿＿＿自分の運命から、逃げちゃダメなんだ。
「豪炎寺くん。……あのね、」
顔を上げて、豪炎寺くんと真正面から向かい合う。彼はゆっくり頷いて、言葉の続きを促した。
本当は、今すぐその大きな胸に抱きつきたい。
願わくば、ずっと恋い焦がれてきたこの溢れる想いを伝えたい。
でも、今は。自分と、向きあわなければならない。
私が、私であるために。
「A。そんな所で、そんな男と……一体、何をしている？」
突然のことだった。いきなり後ろから自分の名前を呼ばれて、びくっと背中が跳ね上がる。
振り返ってその人物を認識した瞬間、背筋が凍った。
「！！……ッ……お父、さん」
「……！」
豪炎寺くんは突然のことに驚いたのか、あっけにとられた表情で私と父親を見ていた。
最悪の対面だ。
父親の憎悪に満ちた視線が突き刺さり、恐怖で身体がガタガタと震える。
だけど、負けるものか。覚悟を、決めるんだ。
私はぎゅっと拳を握りしめ、思いっきり父親を睨み付けた。
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チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» 私も杳覇さんが大好きです〜〜〜！！（号泣）鬱陶しいなんてとんでもないです！これからも気が向いたら気軽にコメントしちゃってください！続編の方でもどうぞよろしくお願いします！(*´∀｀*) (2020年5月16日 18時) (
レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 豪炎寺くんが最初っから最後までカッコ良すぎる大好きですこのお話！！！ひえええ次回最終回！？ううっ…楽しみに待ってます(´；ω；`) 短期間で三度目のコメントすみません…！！鬱陶しくなったらいくらでも無視して下さって構いませんので！！チェレステさん大好きd(( (2020年5月14日 20時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» あああ二度もコメントをしてくださりありがとうございます！！とても励みになります(号泣)貴方様のような素敵な読者に楽しでもらえるような執筆を目指してこれからも頑張ります！！どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - ああああ豪炎寺くんすでに最高っ…！！すみません感情が昂ってしまい思わずコメントしてしまいました……！！続きが凄く楽しみです！！ずっと応援しています！！ (2020年5月12日 22時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» まだ見てくださっている方がいらっしゃったとは…！！！感謝感激です！！ありがとうございます更新頑張ります！！！ (2020年5月9日 10時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェレステ | 作成日時：2018年6月11日 21時
