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低く、余裕のなさそうな声。タツヤは今までに見たことのないくらい真剣な表情をしていて、胸が詰まった。
「……え、っと……いや、あの、私はただ、タツヤと一緒に過ごせたらいいなと思って……」
しどろもどろになりながら言葉を紡ぐ。タツヤはしばらく黙って私の顔を見つめていたが、ふっと笑って私の頬を撫でた。
「全く。Aは、無防備すぎるんだよ」
次の瞬間、唇が重なった。
「ん、ぅ……！」
さっきの態度とは裏腹な、柔らかで、温かい……甘いキスだった。
「ごめん。つい、押さえられなくなっちゃった」
名残惜しそうに私の唇を指の腹でなぞると、タツヤはゆっくりと起き上がった。
「う、ううん。私こそ、ごめん。あの、タツヤに触れられるのが嫌とか、嫌いとかそういうんじゃなくてね……！！」
「分かってるよ。びっくりしたんだよな」
タツヤの大きな両手が私のそっと頬を包みこみ、お互いの視線が優しく絡み合う。
「俺だって、Aのことを大切に想っているんだ……世界中の、誰よりも。Aのことが欲しいのは確かにそうだけど、無理矢理なんてしたくない。ゆっくり、距離を縮めていきたいんだ」
嗚呼、やっぱりタツヤは世界中の誰よりも、かっこよくて＿＿＿＿＿優しい人だ。
「ありがとう、タツヤ。すき、大好き……！！」
「ああ。俺もだ」
思い、想われること。愛し、愛されること。
目に見えないけれど、身も心もとろかす、甘美なる感情。決して当たり前なんかじゃない、奇跡みたいな関係。いつまでもいつまでも、大切に育み、抱きしめていたい。
＊
恋愛において、いや恋愛においてだけでなく全ての人間関係で、お互いを思いやり、尊重することって本当に大事ですよね。(急にどうした)
ベルナデッタ様、遅くなってしまい本当にすみませんでした……！！リクエストありがとうございました！！
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チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» 私も杳覇さんが大好きです〜〜〜！！（号泣）鬱陶しいなんてとんでもないです！これからも気が向いたら気軽にコメントしちゃってください！続編の方でもどうぞよろしくお願いします！(*´∀｀*) (2020年5月16日 18時) (
レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 豪炎寺くんが最初っから最後までカッコ良すぎる大好きですこのお話！！！ひえええ次回最終回！？ううっ…楽しみに待ってます(´；ω；`) 短期間で三度目のコメントすみません…！！鬱陶しくなったらいくらでも無視して下さって構いませんので！！チェレステさん大好きd(( (2020年5月14日 20時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» あああ二度もコメントをしてくださりありがとうございます！！とても励みになります(号泣)貴方様のような素敵な読者に楽しでもらえるような執筆を目指してこれからも頑張ります！！どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - ああああ豪炎寺くんすでに最高っ…！！すみません感情が昂ってしまい思わずコメントしてしまいました……！！続きが凄く楽しみです！！ずっと応援しています！！ (2020年5月12日 22時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» まだ見てくださっている方がいらっしゃったとは…！！！感謝感激です！！ありがとうございます更新頑張ります！！！ (2020年5月9日 10時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェレステ | 作成日時：2018年6月11日 21時
