落ちた先はしあわせの国【双子玉川哲也】☆リク ページ28
※高校生設定
※過激表現(？)あり
*
「テストどうだった？」
「あ？んなもん決まってんだろ。爆死だよ、ば・く・し」
「やっぱり？追試一緒に受けようね♡」
「おうよ、受けて立とうぜ」
そこまで言って、二人で顔を見合わせる。そして盛大に吹き出した。
別にお互いに、爆死という言葉を使わなきゃいけないほど、そして追試を受けるほど、成績が悪いわけじゃない。
こんな冗談を交わせる居心地の良い関係_________哲也と一緒にいる時間が、私は大好きだった。
隣を歩く彼の顔をじっと見つめる。
「なんだよ？」
「んーん。かっこいいな〜って...あと、背、伸びたなぁって思って。」
哲也は数回目をぱちぱちと瞬きさせて、ふっと微笑んだ。
「ああ...つってもお前をちょい見下ろせるくらいだろ。まだ足りねえよ」
私と哲也は中学の頃からの付き合いだが、その頃は私よりずっと背が低かった。
いつだったか彼女より背が低いなんて男として情さけない、とかなんとかと私に言ったことがあった。
「大丈夫、これから伸びるって。それに、私はそんなこと気にしてないよ」
「お前が気にしなくても、俺は気にするの！くそっ、もっと早く伸びろっ！！！」
そんな中学時代のことを思い出して、私は笑いながら言った。
「私は、今のままがちょうどいいかな。抱きつきやすいし、キスしやすいから」
私の言葉に、哲也がぽかんとした表情になる。
「......そうかよ」
そしてさっと顔を赤くして、ぷいとそっぽを向いてしまった。
「ふふ、照れ屋さんなところは変わってませんね」
「うるせえ」
哲也は口を尖らせてぺちんと私の頭をはたいた。もちろんぜんぜん痛くもなんともないけど。
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チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» 私も杳覇さんが大好きです〜〜〜！！（号泣）鬱陶しいなんてとんでもないです！これからも気が向いたら気軽にコメントしちゃってください！続編の方でもどうぞよろしくお願いします！(*´∀｀*) (2020年5月16日 18時) (
レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 豪炎寺くんが最初っから最後までカッコ良すぎる大好きですこのお話！！！ひえええ次回最終回！？ううっ…楽しみに待ってます(´；ω；`) 短期間で三度目のコメントすみません…！！鬱陶しくなったらいくらでも無視して下さって構いませんので！！チェレステさん大好きd(( (2020年5月14日 20時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» あああ二度もコメントをしてくださりありがとうございます！！とても励みになります(号泣)貴方様のような素敵な読者に楽しでもらえるような執筆を目指してこれからも頑張ります！！どうぞよろしくお願いします！！！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - ああああ豪炎寺くんすでに最高っ…！！すみません感情が昂ってしまい思わずコメントしてしまいました……！！続きが凄く楽しみです！！ずっと応援しています！！ (2020年5月12日 22時) (レス) id: 14ae3b839b (このIDを非表示/違反報告)
チェレステ(プロフ) - 杳覇さん» まだ見てくださっている方がいらっしゃったとは…！！！感謝感激です！！ありがとうございます更新頑張ります！！！ (2020年5月9日 10時) (レス) id: 2dc5e30747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェレステ | 作成日時：2018年6月11日 21時
