やっぱり運命の人~third~

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拓「船津！今日これ」





『あ、はい』





次の日、会社に来た草川先輩は機嫌が悪かった。





なんだ、女に振られたのか？





そんな顔いいんだから1人くらい捨てられろ。





…危な。声に出てなかったから良かった。





社員1「草川、今日機嫌悪いよな」





『え？…あぁ、…はい』





いきなり隣の先輩に話しかけられてビックリしてしまった。





社員1「あいつ気分で動くやつだから、今日ちょっとめんどくさいかもな。頑張れ」





『…はい、』





チラッと草川先輩を見てみると、顔が明らかに昨日より機嫌が悪い。





眉間にシワよりまくってる。





かわいい顔が台無しだ。





『…あの…草川先輩』





拓「あ？」





いや、怖ぇよ。





『終わりました…』





拓「…あぁ、ん」





受け取っただけで、次の仕事を教えてくれない。





社員1「…草川、お前教育係やめるか？」





拓「あ？俺より仕事できねぇくせにバカ言うな」





社員1「じゃあ教えてやれよさすがに可哀想だろ」





拓「……ったく。船津こっちこい」





その名前の知らない先輩に喝を入れられて、草川先輩につれられて仕事を教えてもらった。





…ただ、今日1日で覚える量ではない。





これからは隣の先輩を頼ろう。


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