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柊生side
柊「ん…」
目が覚めたのは、13時過ぎ。
寝れたのが5時頃だったから、仕方ない。
ゲームしてたならいつまでも起きれるけど、ゲームしてて起きてたわけではない。
寝ようと思っても寝れなかった。
そこで初めて気付いたんだ。
俺、自分で思ってたよりもずっとDISH//のこと好きだったんだなぁ…って。
でも、無理だった。
これ以上続けてたところで意味がない。
言い出したのは匠海だけど、それは俺も思ってたことであって、反論できる言葉が見つからなかった。
ふと、部屋の隅に置いてあるキーボードとDJスペースが目に入った。
引き付けられるようにキーボードの前に座り、鍵盤の上に手を置く。
ーポロン
柊「……ははっ…」
楽しくねぇ。全く楽しくねぇ。
感情も何も乗らないから、ただの"音"にしか聞こえない。
柊「俺こんなに下手だったかな…」
キーボードとDJに布をかけて、もう見ないように寝室のドアを閉めた。
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ましゅまろ(プロフ) - トン助。さん» 初めまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ありがとうございます、励みになります!DISH//さんと共に、この作品も愛してくださると嬉しいです! (2020年9月14日 15時) (レス) id: de85c83aa4 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - 初めまして。DISH//が大好きで作品を探していたら、この作品に出会いました。文章力と表現力を活かした作品のクオリティに衝撃です。更新本当に楽しみにしています。頑張ってください(^^) (2020年9月3日 20時) (レス) id: 5008114d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2020年8月27日 22時