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柊生side
オフの次の日は普通に仕事。
連チャンで休みの日ほど辛いことはない。
正直もっと忙しくなりたいけど、すぐには無理だ。
コツコツの積み重ね。
目の前のことを1つずつ、丁寧に。
丁寧…に……
柊「な…え?」
大「…うっす」
なんで?
なんで大智がいんの?
仕事場まで来んなよ。
ていうか大智かよ。
ていうか…
柊「…何しに来たの」
大「久しぶりに会ったのに第一声それはひどくないすか」
笑いながらそう言うそいつに、懐かしさを感じた。
一瞬ほっとした気持ちになったけど、そんなの本当に一瞬で、すぐ心に霧がかかった。
柊「…俺、仕事だから」
大「うん、待ってるよ」
柊「…は?」
大「駅前のラーメン屋にいる。あ、さすがに中には入んないよ。ラーメン屋ってゆっくりできるとこじゃないし」
聞いてねぇ。
背中にその言葉を受けて、1人でスタジオへと入っていった。
その日の収録は、絶対集中できないと思ってたのに
予想に反していつもより調子が良かった。
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ましゅまろ(プロフ) - トン助。さん» 初めまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ありがとうございます、励みになります!DISH//さんと共に、この作品も愛してくださると嬉しいです! (2020年9月14日 15時) (レス) id: de85c83aa4 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - 初めまして。DISH//が大好きで作品を探していたら、この作品に出会いました。文章力と表現力を活かした作品のクオリティに衝撃です。更新本当に楽しみにしています。頑張ってください(^^) (2020年9月3日 20時) (レス) id: 5008114d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2020年8月27日 22時