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匠海side
ーピピピピ。
スマホのアラームに起こされ、ブラインドから入ってくる太陽の光がとても眩しく感じた。
朝が強くない俺は、寝ぼけたまま風呂場へ向かい、シャワーで目を覚ます。
体が重い。眠い。寝癖直んない。
シャワーを出てテレビをつけ、お茶をコップに注ぎながらテレビに耳を傾けた。
キャスター「人気バンドDISH//が、電撃で解散した事を発表しました。昨日午後7時頃、公式HPにて…」
聞きたくない。今は…聞きたくない。
テレビを消してスマホを見てみると、メッセージがたくさん入っていた。
ほとんどが…ていうか全部。
「大丈夫?」「何があったの?」「ビックリした」
こればっかり。
匠「……うるせぇ…」
お前らに話したところで何もできないだろ。
意味ないだろ。
俺たちはもう…無理だったんだよ。
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ましゅまろ(プロフ) - トン助。さん» 初めまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいお言葉ありがとうございます、励みになります!DISH//さんと共に、この作品も愛してくださると嬉しいです! (2020年9月14日 15時) (レス) id: de85c83aa4 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - 初めまして。DISH//が大好きで作品を探していたら、この作品に出会いました。文章力と表現力を活かした作品のクオリティに衝撃です。更新本当に楽しみにしています。頑張ってください(^^) (2020年9月3日 20時) (レス) id: 5008114d4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅまろ | 作成日時:2020年8月27日 22時