俺の学校は腐男子と腐女子が10割を占めている【BL】

六話 ＊ またですか。 ページ7

『…ほ、ほら司！俺の家ここだしさ、そろそろ手ェ離そーぜ！？』





またまた俺は司に押しきられ、結局は俺の家に着くまでずっと手を繋いでいた。




まわりからの視線が痛すぎた…




え、何あの人。アッチ系の…？！みたいな目で見られた…。





てか、絶対瑠衣にも馬鹿にされるだろ。





ほんと、俺には損しかない交際じゃねぇか…






司「…わかったよ…。」






司は数秒置いた後、名残惜しそうにしながらも手を離した。





やっとだぁ……





司「…あれ？Aの家、電気付いてないみたいだけど…」






司は俺の家の窓を見てそう言った。





そりゃあ、母さんと父さんが出張で居ないからなぁ。





あ、そうだゲーム三昧だった。やっべ…司の件ですっかり時間が過ぎちまった…





はぁ…今日はゲーム三昧は無理かな…





あ…でも誰かとお泊まり会的なもんはできるかな？





瑠衣は俺の家の隣だし呼んでこよーかな…






他に誰か呼べねーかな…









あ、隣にいたわ。






『なあ、司。今日俺の家母さんと父さんが出張で居ないから、お泊まり会しよーぜ！』






別に、付き合ってるとかお泊まり会には関係ねぇよな！？






男同士だし夜に…お、襲う…とか、ないしな！






司「そーなんだ…。いいよ。……お、俺もAと一緒に居たいし…」






あ、またそっち系ッスか。





別にそーゆー意味ではないんだがな〜…






もう触れないようにしよう。

七話 ＊ 鋭いのですか。→←五話 ＊ なっちゃった系ですか。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す