三十七話 * お怒りモードなんですが。 ページ49
『本当マジ意味わかんねー!俺、彼氏いるっつったじゃん!なんでキスとかすんだよっ!』
…今回は割とマジでお怒りモード入ってる。
嘘彼だとしても、司は俺の彼氏。…それに、どっちかというと俺もちょっとくらいはそういう感情を抱き始めた?ような感じだし。
…なにより、恋愛関係をもっていなく、嘘彼とかも知らない外野に手出しされたのが非常に腹立たしい。
瑠衣「…それに関しては悪かったよ。でも、お前はこうでもしないと俺のことを見てくれないだろ。」
瑠衣は俺をいじらしく睨んで来た。
確かに、今まで瑠衣はの告白なんか無視してはぐらかしてきたが、決して見ていないわけじゃなかった。
…まあ、返事とか避けてたのは認めるけど。
瑠衣「…帰る。」
気まずい雰囲気が流れるなか、瑠衣はそう一言だけ言い、荷物を持って玄関へ向かった。
…なんなんだよ。さきにやってきたのは瑠衣だろ。
なんでお前が気まずくなったら逃げるんだよ…。俺の中では、まだ怒りと意地が渦巻いていた。
バタン
無愛想なドアの音が、無人のリビングに響いた。
お邪魔しましたも言わないで出て行くとか、礼儀知らずすぎんだろ。
『…っ、本当になんなんだよアイツ…!』
好きだとか言って、拗らせて俺を困らせたのは瑠衣なのに。
なんで俺がこんなに悩まなきゃいけねーんだよ…!
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らる - 、少し気になったところがあります。料理は女子がやるもの。というのは決まっていないので差別発言になります。そのような発言で不快に思われる方もいるので訂正された方が良いと思われます。 (2019年5月2日 1時) (レス) id: fc4157f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - やめてしまわれるんですね。哀しいです。 (2018年3月19日 3時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
@curblood(プロフ) - rabbitの死神さん@絶賛鬱中さん» 使用していただきありがとうございます:) (2018年1月3日 7時) (レス) id: 3b57c323ff (このIDを非表示/違反報告)
rabbitの死神さん@絶賛鬱中(プロフ) - @curbloodさん» いえいえ!全然大丈夫ですよ。というか、寧ろ描いて頂けて嬉しいです(*^^*) (2018年1月2日 16時) (レス) id: 8bab4445ef (このIDを非表示/違反報告)
@curblood(プロフ) - 了解致しました。本当に申し訳ないです。 (2018年1月2日 16時) (レス) id: 3b57c323ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rabbit@死神 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ameyozakura/
作成日時:2017年9月2日 15時