俺の学校は腐男子と腐女子が10割を占めている【BL】

二十九話 ＊ 煩いんですが。 ページ39

瑠衣「…っおら！久我！しゃんとせいっ！」





司「うーっ…きぼぢわるぃ…」






ちょ…なにこの状況。





青い顔をしながら呻き声を上げている司と、そんな司の手を持って振り回しながら喝を入れている(？)瑠衣。






なんか前にもあったけど、やっぱりカオス！！






俺はこの二人の将来が心配だよ…。







『瑠衣ー。あんま振り回さないで上げて！司が可哀想だよ。』





瑠衣「お前、ぜってー彼氏だからって甘やかしてんだろ。…俺が振り回されてる側だったらなんも言わないクセに。」







それゃーそーだろ。






瑠衣が振り回されてたら、やーいもっとやれー！って気分になるもんじゃん？





常識だろ。…っつーか、それが当たり前だろ。普段の行いからして、な。








司「…うぅー…。Aーっ…助けて…。」







司が涙目でこちらに助けを求めている…。






どうしよう？.....助ける？戦う？逃げる？









…よし、助けよう。彼氏だからな。(脳内選択。)









『…ほら、司。俺の肩組んで。』






司「…ありがとー。」








あー可愛い。







瑠衣とは違って(強調) めっちゃ可愛いなぁぁぁあ！







あれ。なんかだいぶ俺のキャラが壊れた気がする。…カップルになると、そんなもんかな？







…え？サラッとリア充アピールしてるって？…………気の所為だよ！













瑠衣「…あれ？俺と寝る件は？」






『…あ、キャンセルでよろしく。』

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