俺の学校は腐男子と腐女子が10割を占めている【BL】

二話 ＊ 受けですか。 ページ3

女子「でも、久我×相川もアリだよね〜。」




女子「それなー！でもどのCPでもやっぱ相川が受けは確定だよな！」








ん？





今聞き捨てならない言葉が…






え？俺受け？





はぁ？






『俺が受けなわけ…』






司「あり得るんじゃねー？」






サッと司が俺の言葉を遮る。





ありえねーよバカ。





司が受けのがパッとすんだろ。





俺はせめて攻めがいいわ。






先生「おい、授業中だぞ！」







キーンコーンカーンコーン…







先生が注意した瞬間、運良くチャイムが鳴った。







先生ザマァ。








瑠衣「A…俺にお礼とかないの？」






『あ、ごめん。ありがとな！』







瑠衣はおずおずと頷いて微笑した。






顔整いすぎて微笑が似合いすぎてる。





チッ…イケメン滅びろ。







女子「あの…ちょっといいかな？」






すると、可愛い系の女子が話しかけてきた。





告白かな。だったら大歓迎ですけど。





あ、でも告白するとしたら瑠衣にだよな…





…ほんと、モテるやつは憎いわ。







俺はまた小さく舌打ちをして、空気を読もうと移動しようとした。







女子「あっ！待って相川くん！私が用があるのは相川くんなの。」






『んえ？マジで？』






え、嬉しい。





マジ告白きた？きた？？








女子「…あ、あのね…相川くんって久我くんと仲いいじゃない？…だからこれ、久我くんに渡しておいてくれない？」








ハイ。わかってましたよーだ！




どーせ俺はモテないよな。うん、知ってたよ…！





ていうか司にかよ。





なんでアホなあいつがモテるんだよ。





まあ、結局はやっぱ顔か…







『…あーった！渡しとく。』






怠げに返して、自分の席に向かった。






司はトイレ行ってて今いないみたいだな…





あと1分でチャイム鳴るし、空いてる時間に渡すか。






……アイツ、今日委員会だっけか。







んじゃあ、放課後にでも渡すか。今日部活休みだし。





あーー、面倒臭い…俺もモテたいな…

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