あいさつ ページ31
山「ふー、順調で良かったー女の子かー慧くんめちゃくちゃ門限とかつけそうw」
伊「つけるよー？wだって大切な娘ですものwあ、それから涼介にも門限つけよーかなーw」
山「はーー！？なんでよー」
伊「だって心配なんだもーん」
山「ええ」
伊「冗談だよwまぁ、子供が生まれてお母さんが夜遊びしてたら示しがつかないでしょ？」
山「そうだねー」
伊「よし！実家行くか」
山「うん、」
伊「そんな不安な顔すんなよ」
山「うん」
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
一応縁を切ったから赤の他人だし、インターホンは押さなきゃねw
母「はーい！あら、慧、涼介くん」
慧「ごめん、親父に話があってきた」
涼「僕にお義父さんと話す時間を頂けませんでしょうか」
母「わかったちょっと待っててね」
3分後
母「居間にいるからいらっしゃい」
涼「はい！失礼します」
慧「大丈夫？俺部屋で色々片付けしてるよ？」
涼「うん！俺2人でお義父さんと話したいんだ」
慧「わかった、なんかあったら泣き叫べ！俺がすっ飛んでくから」
涼「はいはい、分かったw」
父「山田くん、何故ここに来た」
涼「やっぱり、お義父さんやお義母さんには認めていただきたくて・・・」
父「そんなにお腹も大きくなって、生まれてからこの子に辛い思いをさせるつもりなのか？」
涼「いえ！確かに僕も慧くんも男性です。ですがこの子の親であることには変わりがないんです！仮にこの子がいじめられたとしてもぼくはこの子を全力で守ります！」
父「そうか、もう籍は伊野尾に移したのかい？」
涼「はい、お義父さまのお許しもなくすみませんでした！」
父「いや、いいんだよ、僕はね思うんだ慧は、昔からあまり感情を表に出さないタイプでねそんな、慧を変えてくれたのは涼介君だと思ってるよ」
涼「え？」
父「君を守りたいっていう気持ちがこの間の私への反抗だろ？少しでも感情が出る子になってくれたのが嬉しいよ」
涼「慧くんは、感情表現豊かな人だと思ってました」
父「確かに昔からよく笑ったりはしていたけど、心から笑っていたり、自分がほんとに思ってることを言ってるようには見えなかったんだ」
涼「そうなんですか・・・」
父「あんなヘロヘロな息子だがどうか支えてやってくれ」
涼「もちろんです！ありがとうございます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翠 | 作成日時：2019年5月10日 17時
