黙示録の騎士 (ページ9)

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禁忌の力ページ9

ちょうどそんな話を親父がしてた頃………

直哉「行くか。椿は母さんと愛を頼む！」

椿「待ってよ！」

直哉「いざ参る。」

俺は全ての武装をフル装備にして出撃した。

オデッサ

直哉「あれがジオンか。」

インコム以外もあるからね。

直哉「手始めに始末してやる！」

『H・A・D・E・S…。』
　
その頃ヴィンセント達はオデッサをモビルスーツで移動していた。

ヴィンセント「敵が居ない？！」

アルバート『そんなわけはないか………』

とそこにモビルスーツが接近していた。

ヴィンセント「なんだこれは？！」

ダグ『何だあれは？！』

するとツートーンカラーのモビルスーツは対艦ライフルを取り出して発砲した。

アンネローゼ『対艦ライフル？！』

あいての動きが速く予測出来なかった。

ヴィンセント「当たれ！」

命中したと思った矢先に機体は突如消えた。

『Exam system standby ………… 』

ヴィンセント「これは？！」

直哉はと言えば機体自体の動きとマッチしてるためハデスが停止した直後に………

直哉(マジかよ！？システム損傷………不味いな………)

直哉『エグザム始動。』

トーリスリッターのリミッターが外れて危険なバイタルに入った。

その際に意識が途切れてそこからは覚えてない。

マルコシアス隊を圧倒したのは覚えてるがあの後の攻撃で他の部隊を壊滅させてから意識が戻ってた。朦朧としながら帰還した。

椿「お兄ちゃん！」

直哉「椿………か………帰って………」

椿「お兄ちゃん？！」

？？？『ねぇ何処を見てるの？！』

お兄ちゃんが倒れてから何かが見えるようになった。ちょうど私と同じサイズの子供が見えていた。

？？？『ねぇ聞いてる？』

椿「なんか居た！？」

？？？『私はご主人様の機体に居る精霊さんだよ。ペイちゃんで良いから。』

椿「何で倒れたの？」

ペイルライダー『エグザムシステムの影響かな？』

椿「それが原因で………」

ペイルライダー『違うと思う。あの時は別の影響を受けてリミッターが解除されたんだよね。』

椿「それって………」

ペイルライダー『それはともかく貴女のリボーンズガンダムの設計データがあるでしょ？それをくれない？』