59.気付かないうちに ページ9
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ジョングクくんが仕事に行ったあとソファに座って
空を見ながら考える。
『……恋って難しいなぁ。』
気付かないうちにジョングクくんが私の心を支えてくれていて
『もうわかんないよ……』
ユンギさんが、心にいなくなってる。
好きだって言ったのに。
なんだったんだろう、あのトキメキはー
『……、憧れてたのかな。ユンギさんの存在に』
ああ、もう!考えたってキリがない!
気晴らしに散歩行こう!
こんなに天気がいいんだから、きっと少しは気が晴れるはず!
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大きな広い公園について、大きく深呼吸すると
やっぱり気持ち良くてスッキリする。
『今は悩まず、するべきことをしよう…!』
景色を見ながら歩いてると見覚えのある人がいて
『ナヨン、さん……?』
そして見覚えのある男性……
『あ、!!!!あの記者の人……!』
会話は一切聞こえないけど、向こうは死角になっているせいか私には気付いていない。
そして、茶色い封筒をナヨンさんが記者の人に渡すと出てきたのは札束……
『、もしかして私をつけていたのはナヨンさんの指示……?』
見えないように写真を撮って、保存ー
会ったことないけれど代表さんも私を心配して釜山に同行させてくれた。
少しでも役に立つのなら、今から行こう。
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作者名:R | 作成日時:2020年3月23日 6時