ジョングクくんに気をつけて！２ (ページ7)

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57.憧れと恋ページ7

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YG side

『じゃあ、帰りますね。』

「ん、ありがとう。……A、ほんとに大丈夫か？1人で。」

『はい、大丈夫です！』

お互い好きだって、気持ちを伝えたけどAは3ヶ月の約束を守りたいって関係の進展は、何もないまま。

「……やっぱり、帰るな」

『、ユンギ……さん、どうしたんですか？』

リビングを出ようとするAを引き止めて、抱きしめて

「好き、なんだよ…」

『っ！……あ、ごめんなさい……』

キスしようとしたら、顔を逸らされて

『あ、えっと……帰ります！！！』

「…………A…！」

急いでリビングを出て、追いかけるけど俺の声は届かなくて。
玄関を出て、頭を下げた姿が見えた。

「……なにしてんだよ、俺は…」

正直、グクに取られる気がしてる。
釜山でAは、グクの実家に泊まって、次の日は一緒に帰るはずだったのに帰らないまま。

「やっぱり、俺じゃないよな。」

きっとAが俺に対しての好きって気持ちは、恋じゃない。
憧れに等しいもの。

「いや、ちゃんと話そう」

次、Aが来るのは３日後。
ちゃんと言わないと。

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