72.真実の壁 ページ22
*
JK side
NJ「グク、話がある。」
今日は、朝から事務所に来たけど
ナムジュニヒョンとマネヒョンが深刻そうな顔をしていて
マネージャー「グク、お前のソロは少し見送る」
「は！？！？曲は、出来てるんですよ？」
これからレコーディングをしていくってときに
いきなりなんで…
NJ「いまのグクじゃ、ダメだ。」
「ヒョン…僕のプライベートと仕事は、関係ないでしょ？」
NJ「おい、それ本気で言ってるのか？」
“関係ない”なんて思ってない。
でも、歌えないなんて絶対にいやだ。
マネージャー「これを見ろ」
マネヒョンが見せてきたのは、
“いまのバンタンやばくない？”
“グクが悪いんじゃない？”
“解散…？？？？”
「なにこれ、」
NJ「あの熱愛報道から俺たちの仲が悪くなってること気付いてるんだよ。ファンだって。」
「……」
マネージャー「グク、ナヨンと別れろ。Aちゃんのことで脅されてるんだろ？」
NJ「なんて言われてるんだ？」
「…全部、バレたんです。Aが家政婦兼偽りの恋人で僕の両親とも会って、それに実家に泊まったことも」
マネージャー「…あの女、ほんとに碌でもないな」
「写真も動画も撮られてるし、ナヨンヌナと付き合うことで僕の大事な人たちを守るしかできなくて…」
NJ「はぁ…どうすればいいか…」
とりあえず、いや、まずは
「あの、みんなに話させてください。お願いします。」
できることをしていかなきゃ。
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作者名：R | 作成日時：2020年3月23日 6時
