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70.お試し期間 ページ20

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YG side



『ユンギさん!お待たせしました!!!!』





「待ってねぇよ。」




険悪な仕事が終わって、Aに会いたくて急だったけど連絡したら『会いましょう』って。




「明日、バイト?」




『休みですよ』




「じゃあ、俺の家に泊まりね」




『はい!………え、泊まり!?』




相変わらず素直で、ちょっと抜けてるとこー




「いろいろあって、」




『……お話、聞きます!』




「じゃあ泊まりな?」




『………えっと、その、着替えを取りに行きたいです』




推しに弱くて、断りきれないとこー




「腹減った〜」




『なにか食べたいものありますか?』




「…A。」




『へ、!?!?』




「Aがいい…」




『な、な、なに言って…』




顔を真っ赤にして照れるとこー




「やっぱりAの料理、美味い」




『ありがとうございます!!!!嬉しいです。』




「……Aが彼女だったらなぁ…」




『???なにか言いました?』




やっぱり俺は、Aが好き。
もうグクのこととか気にせず、素直に気持ちを伝えよう。




「俺は、Aが好き。彼女になってほしい。…でも、すぐには答えれないと思う。お試しでいいから俺と一緒にいてほしい。」




気持ちが伝わらなくても、これから少しずつ伝えていけばいい。



71.リセット→←69.仲間割れ



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作者名:R | 作成日時:2020年3月23日 6時

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