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62.空白の1ヶ月 ページ12

TH side



JK「Aが…いなくなった…」




1ヶ月前ー
グクとユンギヒョンが絶望した顔で仕事に来た。
Aなりに迷惑をかけまいと考えた結果だと、俺は思うけど。




JM「だいぶ落ち着いたのかな?」




時間が経てば、諦めが出てくるものでグクもユンギヒョンもAと出会う前の2人に戻っていて




NJ「A、元気かなー?」




たまに出るAの話には、入ってこようとしない。





JN「どこでなにしてるんだろうな」




HK「仕事、辞めたって言ってたよね?」





なんだかんだ、みんなAが心配で仕方がない。
俺もそうだし…………仕事って言えば、カフェでバイトしてたよな。




「あそこしかない!」




Aと俺だけの秘密がひとつだけ。
カフェでバイトしてることー
だから、真っ先に行ったら髪が伸びたAをすぐに見つけてタイミングを見計らって声をかけようとしたらカフェラテをAから持ってきた。




そして今しかないって思った俺は、カフェラテをわざとこぼした。





「ごめんね。こうするしかなくて」






みんなには、内緒にするから。




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作者名:R | 作成日時:2020年3月23日 6時

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