第69話 最後まで… ページ20
杏奈｢何故、稲森君達は立ったんですか…｣
瑞希｢ふふ、それは伊那国での練習だよ｣
つくし｢練習…？｣
瑞希｢実はね…｣
伊那国での練習
明日人｢よっと！｣
バサッ！
小僧丸｢ふっ！｣
バサッ！
皆は次々に藁の中に飛び降りる。これは、グリッドオメガの対策に落ち方の特訓。落ち方が悪いと、これは決まらない。グリッドオメガの対策に1番重要なのは灰崎。
グリッドオメガで落ちる皆を灰崎君は蹴りで空気の渦を作って、皆の衝撃を和らげる。
瑞希｢灰崎君…本番までに完成できる？｣
僕はそう言って、灰崎君にドリンクを渡す。
灰崎｢…あぁ、何とか行けそうだ｣
瑞希｢そう！なら、良かった！それと、灰崎君｣
灰崎｢あ？｣
瑞希｢サッカーは復讐の道具なんかじゃないよ｣
灰崎｢…そうかよ｣
現在
瑞希｢とまぁ、こんな感じに、皆伊那国での練習してたんだよね！｣
つくし｢なるほどね！｣
杏奈｢道理で｣
僕達は、またフィールドを見る。
瑞希｢…灰崎君のラフプレーが目立つわね…｣
つくし｢何故、こんなプレーをするでしょ？｣
瑞希｢復讐心…｣
僕の忠告を忘れたようね。
杏奈｢どうすれば…｣
すると、灰崎君と野坂さんが激突する。そして、その激突の反動で野坂さんは頭を痛める。
杏奈･瑞希｢｢野坂くん/さん!!｣｣
僕達は、野坂さんのもとへ駆け寄る。
野坂｢二人とも…来てくれたんだね…｣
杏奈｢もう止めて！そんな事したら貴方の身体が！｣
瑞希｢杏奈ちゃん…｣
僕は野坂さんに訴える杏奈ちゃんの前に手を置く。
杏奈｢瑞希…｣
瑞希｢野坂…貴方のプレー、僕達は最後まで見るよ…ね？杏奈ちゃん｣
杏奈｢…うん｣
野坂｢…ありがとう、二人共｣
そう言って、野坂さんは立ち上がる。
瑞希｢野坂さん｣
野坂｢何？｣
瑞希｢無理は出来るだけやめて下さい｣
野坂｢…分かった｣
そう言って、野坂さんまたフィールドへ戻る。
瑞希｢さ、杏奈ちゃん。僕達はベンチで見よ？｣
杏奈｢…はい｣
僕達はまたベンチに座る。
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スイジュ(プロフ) - 猫宮さん» 大丈夫です！誤字をした私の方が悪いので。指摘ありがとうございます！ (2019年10月9日 23時) (
レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 62話！発送→発想です！訂正ばっかで上からすぎるよね！ごめんね！ (2019年10月9日 17時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 59話！皆の中→皆の仲です！ (2019年10月9日 17時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
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