密かに DH ページ12
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「ドンへ全然食べてないけど…」
DH「え、ああちょっと考え事してた(笑)」
EH「どうせAにピザとられて拗ねてたんだろ(笑)？」
「私がいつピザとったのよ；」
EH「Aは俺の倍はこのピザ食えるもんな(笑)」
「あのねぇ；」
俺さ、こんなことになるとは思わなかったんだ
何で気付かなかったのかな
こうやってからかい合うのを見ていると、二人が付き合ったらよかったんじゃないかって思うくらい……
JM「本当に仲が良いのね」
ジミンが二人の様子を見て微笑んでから、そっとヒョクの腕に触れる
「いえ、私よりドンへの方がヒョクと仲良しで。私はわちゃわちゃしてる二人の只のツッコミ役なんです」
JM「たしかに会おうと思うといっつもドンへにとられちゃうのよ」
DH「ごめん…」
JM「やだ、冗談よ(笑)」
いきなり話をふられて、真面目に返してしまって笑われる
KH「ドンへヒョンとは会った事あるんですよね？」
JM「ええ、ヒョクチェと初めて会った時も一緒だったから…それとシウォンにも紹介してもらったの…でもAさんみたいな素敵なお友達がいたなら早くに紹介してほしかったな」
「え…？」
JM「私女友だちって少なくて…Aさんは同い年で話しやすいしまた会えたら嬉しいなって」
EH「Aもよければまた一緒に会おうよ」
「うん、もちろん＾＾」
Aはあと何回そんなふうに傷つくつもりなの？
俺の方まで胸が苦しくなって、思わずテーブルの下でAの手をそっと握った
一瞬びっくりした彼女はちらっと俺の方を見たけど、
俺はその視線に気付かないフリをしてスマホをいじり始めた
JM「それにしても素敵なお店ね」
EH「ここもAに教えてもらったんだ。紹介がないと入れないんだよ」
KH「え？そうなんですか？」
「さっきキュヒョンのことは私の紹介って伝えたから大丈夫だよ。いつでも来て」
JM「キュヒョンも…あ、勝手に呼び捨てしてごめんなさい」
そんなふうにいとも簡単にジミンは相手にぐっと近寄る
そんな言い方をしたら誰だって…
KH「え？ああ、いいですけど別に…」
JM「本当？じゃあキュヒョンって呼ぶわね」
ほら…
JM「キュヒョンもここは初めてなの？」
KH「ええ、まぁ」
EH「Aは信用してる人しか紹介しないから！な？」
「え？ああ、そうだね」
JM「あら、私なんかが良かったのかしら」
彼女の言葉がやけに気に触った…
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作者名：ルル
| 作成日時：2015年8月13日 0時
