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#96 ページ48

『ナムジュン〜!!』

「おお、A!」

『誘ってくれてありがとうっ!』
そういってナムジュンに抱きつく。

「ずっと行きたいって言ってたからさ笑」


,


そう言って、公園まで歩き出す2つの影..

「A、手。」

手を繋ぎたいんだろうな〜と察した私はナムジュンの大きな手を握る。


「え〜違うよ〜」

『違うの?!』

「こうでしょ?」


そう言うとナムジュンの長い指が私の指に絡まる.
どうやら恋人繋ぎが良かったらしい..


『っ……そういうことか』

「A、顔真っ赤!茹でダコみたいになってる」

『ナムジュンのせいだもん』



「……そういえば俺たちデートしたこと無かったな」

『そう言われて見ればそうかも。ナムジュンと手を繋いで、外歩いてるなんて不思議すぎるよ。』

「はは、お互いに忙しいししょうがないね。

今日は初デートって事で。」

『初デートなの?笑
でも、なんかその響き久しぶり〜』


公園までの道のりに沿ってゆっくりと歩く.
ただこれだけでも心が満たされる..


「Aもうすぐ着くよ、見えてきた」

『ほんとだ!!』



.
.



『わぁぁあ、綺麗、、、』

噂通り夜景が綺麗で私たちの街を一望できる。

綺麗って言葉がぴったりすぎて、それ以外の言葉が思いつかない。

隣にいるナムジュンも景色に圧倒されているのか、ただこの夜景を見つめている。

これだけでも絵になるね。流石ナムジュン。




...




「A」



いきなり名前を呼ばれたからナムジュンの方を向くと、真剣な顔をしている。




『なーに?どうしたの…?』



「渡したいものがあるんだ」



『え!?なになに…?』


「左手出して あと目瞑ってね」


謎は深まるばかりだが、大人しく言う通りにし目を瞑ると



首元と左手の薬指に冷たい感触がする.



『A、目開けていいよ』


ぱちっと目を開けるとなんだか外が明るく感じる



そして目に飛び込んできたのは首元に輝くネックレスと





_______ 1つの指輪 _______





『え、え、ナムジュン、、?これって?!』


「ふふ、びっくりした?ずっと前からこのサプライズを考えてたんだ」




状況を把握しきれなくて。でもなんだか嬉しくて。
涙が溢れてしまう。



「あ〜!まだ泣かないで…!!笑」

『だって、嬉しくて、、うう、、』




シンプルなデザインがナムジュンらしいなって考えていると、こちらに向き直ったナムジュンに名前を呼ばれる..


とびきり優しい笑顔で








「A」

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設定タグ:BTS , キムナムジュン , ナムジュン   
作品ジャンル:恋愛
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アヤ - すごくよかったです!! 「ナムジュンの小説がないなら、書けばいい」は同感です(笑)素晴らしい作品をありがとうございました♪ (2021年7月9日 23時) (レス) id: 40ecd32149 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:る い . | 作成日時:2020年3月29日 15時

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