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「お、ナムジュンさん来たよ!
私はそろそろ行くね〜
ナムジュンさん、Aのこと頼みました(ボソッ)」
「もちろんです、ジアさん。」
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ジアオンニにぺこっと頭を下げて、コラボステージの衣装に着替えたナムジュンと目が合う。
白のスーツを着こなしていて、ネクタイが少し曲がっちゃってるのがナムジュンらしい笑
ナムジュンはスタイルが良いから何でも似合っちゃうんだよね。かっこいいなぁ。
「ん、Aどうしたの?」
首を傾げてこちらを見つめている。
『ナムジュン、、すっごく似合ってるよ。今まで見た中で1番かっこいい、、、^^』
「あー、ちんちゃ!急にそういうこと言わないで…」
『へへ、あまりにもかっこよかったからさ。私もヘアメイクしてくる。』
「メイクする場所まで着いていくよ」
『すぐそこなのに?笑』
「すぐそこでも着いていくの。それに、もしまたAに目眩がした時は誰が支えるの??」
『……お言葉に甘えさせて頂きます』
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ナムジュンに送り届けて貰った後、私も白いドレスを身にまとい、ヘアメイクを終える。
『わ、アイシャドウがすっごく可愛い……』
「Aさん、よく似合ってますよ〜!私もメイクするかいがあります^^ 」
『ふふ、チョンさん、可愛く仕上げてくれてありがとうございます。』
スタッフさん達から可愛いっていう声を沢山掛けて頂いたから、体調の悪さなんて吹っ飛んじゃう。
お世辞でも ' 可愛い ' って嬉しいよね。
グラッ
「っ………!!」
やっぱり目眩は吹っ飛んでくれないらしい.
.
.
顔を上げ、ナムジュンの元に戻る。
『ナムジュン、ヘアメイク終わったよ〜』
「…………どうしよう」
『えっ??』
「A、綺麗すぎる。なんでそんなにドレスが似合うの。可愛い。俺の彼女可愛い。」
『わ!照れるから!!後、綺麗か可愛いどっちかにしてよ〜笑』
「今はお預けって事にしとく」
『お預け……?何を??』
「本当なら今すぐに抱きしめてキスしたいぐらい」
『?!?!?!』
「「RMさん、Aさんもうすぐ本番です〜!!!!」」
「はーい!」
爆弾発言をしておきながら、何事も無かったかのようにスタッフに返事をするナムジュン。
そういう所だからね…!!
.
.
.
「A、もし倒れそうになったら俺の腕掴んでもいいからね。」
『うん…練習の成果見せようね。大好き。』
「あー!今日やけに素直だね!もう!
行こう……!!」
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アヤ - すごくよかったです!! 「ナムジュンの小説がないなら、書けばいい」は同感です(笑)素晴らしい作品をありがとうございました♪ (2021年7月9日 23時) (レス) id: 40ecd32149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:る い . | 作成日時:2020年3月29日 15時