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#76 ホソクside.1 ページ28

「もう帰るね」

.
.

という優しい声が耳に入ってくる.
' 帰って欲しくない '
そう思ったのと同時に体は動いたみたいだ.

思わずAちゃんの腕を掴んでしまう。

あぁ、すごく困惑させちゃってる。

何してるんだろう、俺。


,


体調不良で思ってたよりもしんどくなってしまい、1人ではどうしようも出来ないと悟ったとき。

1番に助けを求めたのがAちゃん。気付いたら自分自身の手でメッセージを送ったのは君だった。

俺も自分が理解出来ないんだ……

いや、多分理解してはいけない。
理解したくない、本当の気持ちを。


「どうしたの?」

と尋ねてくるAちゃん。
こんな状況でも俺の心配か、
別に俺の手を振り払っても良いのに。

君をみてると胸が高鳴るんだよ。
そして、胸が痛いんだ。
作詞した歌詞と同じ状況なんだ。


もう、自分では分かってる。



.



.



.



.


これは恋。
君はsoleilのAちゃんなのに。
ただでさえ、触れてはいけない存在。




そしてなんとも神様は意地悪だ。





久しぶりに恋をしたんだっていうのに。





君は " 親友のナムジュンの彼女 "





作業室で初めてあった時から俺の入る隙間は無かったんだろう。あの時から2人の世界だったもんなぁ。


もし、あの時ナムジュンの背中を押さなかったらどうなってたんだろう?

もし、自分の恋心にもっと早く気付いていたら?


俺の隣で笑ってたのかな。





.
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.






教えてよ、神様 _______

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設定タグ:BTS , キムナムジュン , ナムジュン   
作品ジャンル:恋愛
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アヤ - すごくよかったです!! 「ナムジュンの小説がないなら、書けばいい」は同感です(笑)素晴らしい作品をありがとうございました♪ (2021年7月9日 23時) (レス) id: 40ecd32149 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:る い . | 作成日時:2020年3月29日 15時

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