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「ん……朝だ……」
隣を見ると気持ちよさそうに熟睡しているみっくん
そう。あの後はみっくんの宣言通り何度もめちゃくちゃにされた
おかげで腰の違和感がすごい
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「ん〜と…昨日の残りでなんか作れないかな」
冷蔵庫の中を確認し、昨日余った卵やらを使って簡単な朝ご飯を作ることにした
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「よし！できた」
テーブルに並べているとのそのそと起きてきたみっくん
「……いい匂いがする……」
「あ、みっくんおはよ！朝ご飯食べちゃって」
「…うん」
眠そうに目をこすりながら席につくみっくんはまるで子供みたいだった
意外と朝は弱いんだなぁ…ってまた新たな発見。
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食べ終わると、私は食器洗い・掃除・洗濯等の家事を次々に終わらしていく
この家は広すぎるから掃除が一番大変だってことに気付いた
もっと効率よく出来る方法を考えなきゃだな……
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「俺、今日ちょっと都内の方に行ってくる」
全て終わらせてリビングに戻ると、いつもと違いきっちりしたスーツに身を包むみっくんがいた
「なんで都内？」
「昨日書きあげた作品を是非買いたいって言ってくれた客がいてさ。その人はホテルやら旅館やらを何個も経営してる有名な大手の社長さんらしくて、ちゃんと挨拶しとけって玉森がうるさいんだよ」
「社長！？すごいじゃん！」
ホテルとかを何個も経営してる都内の社長さんなんて絶対すごいに決まってる
「なんか俺の作品見てファンになったらしくて、その経営してるホテルとかに飾りたいんだって」
「みっくんの作品を飾る！？」
昨日も思ったけど、やっぱりみっくんは次元が違うすごい人なんだって改めて実家する
「お前いちいち驚きすぎな。まぁそういうことだから今日帰ってくるの遅くなると思う」
「うん！分かった。頑張ってね！」
何を頑張るんだよって呆れたように笑うみっくんを見送り、私はお留守番することになった
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「さて、どうしたものか……」
みっくんがいない間に、これからの仕事をどうするか考えようと思ったものの何も思いつかない
山を降りたところにある町で就職したとしても、１日に２回しか来ないバスで毎日通うのはきっと無理だろう
車の免許も持ってないし……
「どうしようぅ……」
考えれば考えるほど何も思いつかなかった
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;｀)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (
レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです！続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2020年12月28日 12時
