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『や〜だ〜♡北山さんったら〜』
『こっちも〜♡』
どうやらこのパーティーには社長さん達の娘さんとかも来ていたらしく、見事に囲まれている。
でも、みっくんもまんざらではなさそうで、鼻の下伸ばしてデレデレしてる。
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「なによ、もうっ…」
大人しくしてるのが馬鹿らしくなり、近くにあった料理を食べていく。
これがまたどれもほっぺが落ちそうなくらい美味しいんだ
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「優愛ちゃん、それ美味しい?」
「あ、藤ヶ谷さん!はい、美味しいですよ♪」
「一通り挨拶してきたし、俺も食べようかな」
「はい!」
お皿の上に綺麗にローストビーフを取り、口へ運んでいく藤ヶ谷さん。
……その仕草でさえフェロモンがだだ漏れだ。
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「うん、美味しいね。」
「ですよね!どれも美味しくて食べ過ぎちゃいそうです〜」
「はは、いっぱい食べてね。……あれ?そういえば北山は?」
「あ〜……そこです」
まだ女の子たちに囲まれているみっくんを指さすと、なるほどねって納得した様子の藤ヶ谷さん。
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「面白くない?北山が女の子たちに囲まれてるの」
「いや…なんかイラッとしちゃうんです。多分あのニヤけてだらけきった顔のせいですかね」
私がそう言うと藤ヶ谷さんは小さく肩を震わせて笑った
「うん、まだ気づかなくていいよ。……その気持ちの正体。」
「え?」
周りの声が大きくてよく聞こえなくて、聞き返すと何でもないよって微笑む藤ヶ谷さん。
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「そういえばデザートは食べた?」
「いえ、今やっと料理を食べ始めたばかりで…」
「あ、そうだったんだ。あそこのケーキ人気らしいからすぐなくなっちゃうかもよ?」
藤ヶ谷さんが指さした先にはもう既に残りが少なくなっているケーキたち
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「え!食べたいです!行きましょう……わっ!」
歩き出した瞬間に慣れてないヒールのせいでぐらついた
「大丈夫?」
藤ヶ谷さんがさっと腰に手を回して支えてくれたから転ばずに済んだ
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「だ、大丈夫です///すいません、ヒール慣れてなくて…」
「じゃあ、俺の腕につかまってていいよ」
「ありがとうございます…///」
お言葉に甘えて藤ヶ谷さんの腕に自分の腕を絡ませ、ケーキのほうへと向かう
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それをみっくんが見ていたとも知らずに……
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;`)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです!続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Luna | 作成日時:2020年12月28日 12時