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「寄るな。触るな。きもい」
「がーーーーーん」
玉ちゃんが嫌そうな顔をして突き放すも宮田さんは何故か嬉しそうだ
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「ほら、としくん帰るわよ」
「いやだ!たまとイチャイチャするんだ!」
日葵さんが帰ることを促してもイヤイヤ言っている宮田さん
あんなにラブラブな日葵さんよりも玉ちゃんが勝ってるってこと……?
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「たま〜?♡……グハァっ…!」
日葵さんの拳が宮田さんのお腹にクリティカルヒットする
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「では、お邪魔しました♪…またね、優愛ちゃん♪」
「あ、はい…また……」
力を失った宮田さんの腕を担いで日葵さんは帰って行った
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あとから聞いた話だと、玉ちゃんがみっくんの家に来た時にたまたま宮田さんがりんごを届けにきたのが出会いらしくて、そこから何度か会ってはは宮田さんにベタベタつきまとわれているらしい。
でも玉ちゃんもまんざらでもなさそうな気がする
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「で?どういうことだ?」
ドカッとソファに座ったみっくんの前に正座させられている私
「あのですね…北山様…怒らないで聞いていただきたいんですけど……」
「話の内容によるな」
「うっ…実はですね〜……」
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私は今日の出来事を全て話した
「……〜ということで、もしかしたら販売するかもしれないって話でして〜…」
居候の分際でこんな大事なことを勝手に決めちゃったし、きっと呆れられるだろうな〜…
「…いいじゃん」
「え?」
みっくんから発せられたのは意外な言葉だった
「お前、菓子作りしてた時すげー楽しそうだったし、それで金も稼げたら一石二鳥じゃん」
「え…やっていいの……?」
「当たり前だろ。別にキッチンは好きに使っていい。」
「ほんとに!?」
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みっくんが賛成してくれたことに驚きながらもすっごく嬉しかった
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「でもほんとに売ることになったら山降りるのはどうするんだ?」
「それは、日葵さんが車で乗せて行ってくれるって!その時に材料とかも買ってくるつもり♪」
「なるほどな」
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「まぁ無理しない程度に頑張れよ」
そう言って私の頭にポンっと手を置いてからお風呂場に行ったみっくん
その一瞬感じた手の温もりに少しだけ…
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ほんの少しだけ……
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胸の奥が高鳴った気がした
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;`)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです!続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Luna | 作成日時:2020年12月28日 12時