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そのあと、日葵さんが美味しい紅茶を入れてくれると言ってくれたのでお言葉に甘えてお邪魔することにした



「りんごってね、本当は熟した後に収穫するんだけど出荷できる量にも限度があるから、うちでは熟す前にある程度収穫しちゃうのよ。」

「熟す前のりんごはもちろん出荷できないから、俺達はご近所さんにあげて、熟してから食べてもらうようにしてるんだけどそれでも余ると破棄しちゃうんだ」


「破棄…しちゃうんですか…」


「ここのご近所さん達って結構野菜とか果物を育ててる人が多いんだけど、みんな出荷できるもの以外は俺達と同じように破棄しちゃうんだ。中には牛とかのエサ用として寄付してる人もいるけど」









知らなかった…

私達が普段食べているものの大体は厳選されたもので、それ以外は捨てられちゃうこともあるなんて…









「……ねぇ、優愛ちゃん。これ販売してみない?」

「え!?」

「山を下りたところの町にあるお店なんだけど、私達も出荷しているお店だからもしかしたら売らせてくれるかもしれない」



私の作ったものをお店で販売する…?



「日葵の言う通り、破棄されるはずだったものでこんな美味しいお菓子を作ったって販売すれば話題性は充分あるし、やってみる価値はあるかもしれないよ」

「んふふ♪お金も稼げるしね♪」










そんな簡単にいくだろうか…

でも何も持っていない私がやれることはそれしかない。



「私、やります!!」










私がそう言うと2人は嬉しそうに笑ってくれた























「これなんてどう?」

「こっちもいいかもですね〜」

「あ、これもあるよ!」




3人で北山さんの家に来てレシピを考案することにした。

勝手に家にあげてしまったから、みっくんには後でちゃんと謝らなくちゃ。








日葵さんが昔使っていたというお菓子のレシピ本を見て、アイデアを練っていく



「よし、次はアップルパイにしよう!」



やっと決まった時にはもうすっかり暗くなっていた














「ただいま……ってあれ?」

「あ、みっくんおかえりなさい!」

「「おかえり〜」」




帰ってきたみっくんは2人を見て案の定驚いていた









「お邪魔します。って今日は賑やかだね」


後ろから玉ちゃんがひょっこり顔を出す









「あ、たまぁ♡」



宮田さんが走って玉ちゃんに近づく










あれ?もしかして知り合いなのかな?

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設定タグ:キスマイ , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;`)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです!続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2020年12月28日 12時

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