10 ページ33
「ごめんね、俺がなんでもいいよ、やりたいようにしていいよっていうのが、プレッシャーというかちょっとずつ追い詰めてたってことだよね？
涼介なりに、負担にならないように考えてくれたんでしょ？ありがとう。」
『ごめんっ、、ごめん、、』
「大丈夫。ありがとね？大丈夫だから。
じゃあ、外で俺以外の人がいる時に、その人に頼るのもいいし、その人と行きたい、やりたいみたいなことがあって選ぶのもいい。
でも、誰でもいいことを俺しかいない時に
わざわざ他の人を呼びに行かれるのは嫌。」
『…Aも、午後仕事じゃ無かったなら、
マサと行かないでって、言ってもらいたかった…』
「それは、ごめん。」
『…いや、謝ってほしいわけじゃ、ないけど…
、りょーだったら、一緒にいたいって思うのに…』
「俺も思ったよ。2人とも夜空いてるの知ってたもん、
勝手にご飯行けるかなーって考えてた。」
『…ほんと、？』
「うん、ごめん。俺が涼介といるのが当たり前だと思って、先に伝えなかったのが悪いよね。」
『…うん。悪い、、』
「ごめん…」
『そしたら行かなかった。Aとご飯行ったのに…』
「涼介だって、俺といるのが当たり前に思ってよ。」
『…ごめん、、でも…』
「なに？」
『んーん、』
「…アクションも、涼介も行きたいって言ってたもんね。
ごめんね、裕翔だけ誘って」
『、、、ぅん…りょーが言ったこと、
もー忘れたかと思った、、』
「忘れてないよ。」
『、、1人で行くって言ったのに』
「ごめん、本当にあの時はまだ1人で行く予定で、裕翔と行けることになったの伝え忘れた。ごめんね？」
『、、、い、よ』
「他の人に頼るのはいい。
けど、俺のこと避けるのはやめない？」
『……おこ、ってる？』
「怒ってる。」
『ん〜〜泣』
「嘘、怒ってないよ。
ただ、まぁこれからも俺しかいない状況で、
誰でもいい頼み事を、わざわざ他の人にしたら、ね？」
『わかったっ、分かったから…ごめんなさい、泣』
「しょうがないな。許してやろう」
『…ぅん』
「ごめんね、俺も当てつけみたいになっちゃって。
今度は涼介と行きたい。」
『うん、約束ね』
「はい、分かりました。笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏夢 | 作成日時：2024年3月19日 2時
