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「俺のこと嫌い？」
『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…泣』
「、、、、」
『…ぅぅん、、泣』
「そっか、よかった。
だったら、もう、なんでもいいよ。またゆっくり考えて
思い出した時に思ったこと言って欲しいな。
ごめん、俺が一方的にバーって話すの嫌だったよね。
ごめんな。一回落ち着こ？」
『ｸﾞｽｯ、、、ｸﾞｽｯ、、、、』
ほぼ泣き疲れて気を失うように寝てしまった涼介を、
ベッドに運び、自分は自分の寝室へ
『…おはよ、』
「おはよ、目ぱんぱんだよ」
『だって、』
「うん、」
『Aが泣かせるから』
「俺のせいか。ごめんごめん、」
『…昨日ね』
「うん、」
『もう、なにが嫌だったのか自分でも、
わかんなかったけどね』
「そっか、ごめんね、追い詰めて」
『Aが、、』
「うん」
『助けて、くれなかったのが、、』
「1番やだった？」
『ん…』
「そーだよね、ごめんね…」
『A、じゃなきゃやだ』
「、ごめん。」
『だから、、今もー1回ぎゅーして？、』
「なーーんで、そんな可愛いこと言っちゃうかな…笑笑
おいで！」
『んっ！』
「なにが嫌だった？」
『…自分が始めたのに、Aにやられたらやだった。
けど…言えなかった、、、』
「なにが？他の人と出かけること？」
『んっ…』
「そっか、ごめんね、それは俺が悪いね」
『あのっ、違くてね…？』
「ん？」
『りょーいっつも、Aにばっかり頼っちゃダメって
思って…それでっ、わざと…』
「他の人に頼んでた？」
『そぅ…』
「うん、でもっ」
『でも、別に頼るなって言ってない、でしょ、？
分かってる、分かってるけど、俺がやなの。』
「俺、好きな人には頼られたい。」
『…え？』
「頼ってもいいって言ってんじゃないんだよ？
頼ってくれたら俺は嬉しい。」
『…ぅん、それもわかるけど』
「うん、そーだよね。無理にとは言わないし、
涼介だって自分でやりたいこともあるだろうし。
だから、ね。涼介がやりたいようにしていいよ。」
『…それだよ、。』
「え…？」
『りょーの好きなように、好きなように…って。
Aにばっかり、我慢させ…泣』
「ちょっ、ちょっ、、泣かないよ。
わーかった、ごめん、ごめんね。
落ち着いた？泣かないよ。
仕事、目ぱんぱんのままになっちゃうから。」
『ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ…』
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作者名：奏夢 | 作成日時：2024年3月19日 2時
