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「あがりましたー」
『…おかえり』
「よしっ…」
『なんかするの？』
「ん？あぁ、18、俺も出かけようと思って」
『…そーなんだ、』
「その準備しとかないとなって」
『…え、泊まり、？』
「全然？普通に帰ってくるよ？次の日仕事だし」
『…誰と行くの？』
「1人で行くよ」
『…18仕事だよね？』
「うん、終わったあとね！もともと15時終わりだったから、夕方から暇だし、なんか今日スケジュール細かく出て、
めっちゃ巻きそうだったから。」
『…ふーん、、』
「涼介は？逆に何時に帰ってくるの？わかんないか。」
『…わかんない。』
「あ、あとさ、できたらでいいんだけど、
このキッチンで使う小物ケース買ってきて欲しい、
割れちゃったんだよね〜」
『わかった、』
「全然、そういう系の店寄ったらでいいから！」
『…うん』
「俺もう部屋行っちゃっていい？なんかある？
…ないよね？」
『…うん』
「じゃ、おやすみ〜、まだ起きてるから！」
『うん』
ﾊﾞﾀﾝ
予定空いたからアクション習いに行くことにした。
まだ仕事決まったとかじゃないんだけど、
いつかそういう仕事もしたいから。
裕翔とか興味あるかなーー笑
「お疲れ様〜、18日ってなにしてる？」
とりあえず連絡だけ入れておいた。
16日朝
目が覚めて、リビングに行くと涼介がソファーで寝ていた。
「え、珍しい…」
ﾄﾝﾄﾝ…ﾄﾝﾄﾝ…
『…ん？』
「おはよ、朝だよ。」
『え。』
「寝落ちした？珍しいじゃん」
『全然記憶ない。』
ﾌﾟﾙﾙﾝ
「え、電話切れたけど」
『…あっ、そーだ…』
「一晩中繋いでたの？笑」
『そーかも。』
「向こうも寝落ちしたのかな？」
『いや、知念はそんなことしないだろ』
「侑李だったんだ」
『あぁそう』
「仲良いな、本当に笑」
『いや、そーゆーつもりじゃ…ごめん、』
「怒ってないって笑」
『…うん、
あのさ、
「仕事午後からでしょ？
起こしてごめんね、ちゃんとベッドで寝たら？
俺もう10分したら出るから」
『あっ、うん』
「なんか言いかけた？」
『ううん、なんでもない』
別に気まずくもないし、話さないわけじゃないんだけど、
なんとなくお互いに遠慮をしているような、
変な空気が家に流れたまま2日
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作者名：奏夢 | 作成日時：2024年3月19日 2時
