備考 ページ4
【備考】※ごめんなさい。めっちゃ長いです。
ルナサはつまらなくて、何を考えてるかわからなくて、ちっとも笑わない不気味でおかしな子。
それが小学校時代の彼女の印象だった。彼女を知る子供達は、口を揃えてそう言った。
「あの子の話はつまらない」
「ふざけたりギャグを言ったりしても、まったく笑ってくれない」
「冷たい子。気持ち悪い。近付きたくない」
ルナサはみんなにそう言われていることを知っていた。みんなに疎まれ、避けられていることも。次第にそれがいじめとして変わり、クラスどころか学年のほとんどの生徒に無視されるようになっても。担任の教師を始め、副担任や隣のクラスの担任にまで露骨に気味悪がられるようになっても。
ルナサは泣くこともなく、辛いからと学校を休むこともしなかった。平然としていた。だからそれが余計に不気味だと思われた。
やがてそんな彼女も周りの子供達と共に進級し、中学生になった。
ルナサのことを知る子供達も当然、彼女と同じ中学校に大勢進級していた。彼らはルナサのことを知らない他の学校の子達にもルナサの悪評を触れ回った。
反応に差異はあれど、ほとんどの子供達はルナサに近付こうとしなくなった。しかし、一人の少女は学友にルナサの話を聞かされた際、顔を顰めた。
「ルナサちゃんは何も悪いことなんてしてないんじゃない。なのになんで、みんなその子をいじめるの？」
彼女はルナサのことを心配してくれるようになり、時折声を掛けてくれるようになった。ルナサが花壇の花を見つめていると、そっと隣に来て、同じように身をかがめてくれた。その子が笑ってくれても、ルナサは笑わなかった。けど、確かに嬉しいと思っていた。
しかし、そんな二人をよく思わない子供達は沢山いた。まるで自分達が悪者みたいじゃないか。そう思った。
ある日から突然、ルナサはクラスメイトに挨拶されるようになった。一緒に遊ぼうと言われるようになった。あれだけ気持ち悪がっていたのに、なんでもない顔でルナサの腕を掴んで引っ張るようになった。
ルナサはわからなかった。表情には出なかったが、どうして突然、と困惑した。しかしみんなに歓迎されるようになったルナサとは反対に一人、ぽつんと孤立するようになった少女がいることに気がついた。
ルナサに寄り添おうとしてくれた、あの少女だった。
「あの子、すっごい嘘つきなんだよ。だから信用しちゃダメ」
「あの子のママはね、ヤバい人なんだよ。だから絶対あの子もヤバいって」
「ずっとヘラヘラ笑ってて気持ち悪い。近付きたくない」
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褪紅(プロフ) - ろぺさん» はい喜んでーーーー！！笑 ろぺさんのボードにお邪魔致しますね……！！！ (2022年5月12日 21時) (
レス) id: dacdd01a78 (このIDを非表示/違反報告)
ろぺ(プロフ) - 失礼します。悪魔側のステラで参加させていただいているろぺです。もしよろしければ契約関係結びませんか？お返事いただけたらボードに移動したいです…！ (2022年5月12日 21時) (レス) @page6 id: a178abbb82 (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - CS確認いたしました！問題ありませんのでこのまま受理させていただきます！それはそれとして地獄すぎませんか？この戦いで何か得られるといいですね… (2022年5月7日 10時) (レス) @page7 id: c288555a46 (このIDを非表示/違反報告)
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