dear15 ページ15
お風呂から出るとリビングにふっかは居なくて
寝室に向かうとスヤスヤ眠ってる後ろ姿があった
好きと伝えてしまったばっかりに
お風呂に入って、一緒のベッドに寝るのは
少し躊躇がある
今日は大人しくリビングで寝よう
ブランケットを取り出して
ソファーに寝転ぶ
全然眠れないからテレビを眺める
しばらくして寝室のドアが開き
目を擦りながらふっかが出てきた
「そこで寝んの？」
『ん〜、スヤスヤ寝てたからね』
「こっちおいでよ」
『いいの？疲れてるでしょ』
「Aちゃんの家じゃん』
『一応そうだったね、そうしよっかな』
「なんじゃそりゃ…一緒に寝よ〜？」
寝室へ向かい
ベッドに入る
一緒に寝た事はあるけど
心臓が鳴り止まなくて
近づきたいけど
ドキドキが伝わりそうで恥ずかしい
「クーラー下げすぎたかなぁ」
「もうちょいくっついていい？」
「ねーえ、なに？恥ずかしいの？」
「こっちこないならそっちいく」
「あったけ〜、湯たんぽ湯たんぽ！」
「シャンプーいい匂い！鼻ぐりぐりアタック！」
「背中からめっちゃドキドキ伝わってくる笑」
「ねぇ、A？俺もドキドキしてる」
「ねぇ、起きてるんでしょ？」
「おやすみ」
『おやすみ』
お腹に手を回して
ピッタリとくっついて眠る
急に名前で呼ぶところも
手が乗っかってる腰も
重なる足も
全部全部ドキドキする
---fk----
Aちゃんがお風呂に入ったので
寝室でトリッピーと横になる
目に入るクローゼットがまだ気になっていて
少しだけ開けて覗いてみると
今まであった"深澤辰哉"達が
ごっそりいなくなっていた
"ファン"という存在を隠して誘った君は
"ファン"なのに知らないフリをしていて
“ファン"を辞めて俺に気持ちを伝えた
10年以上も前の雑誌や
過去の舞台のパンフレットなど
一つ残らずこの部屋にはなくて
踏ん切りがつかない俺と
意を決して伝えてくれたAちゃん
ごめんね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3793人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
matsuhi1214(プロフ) - 可能であれば、セリフ？の前に名前を付けて頂けたら嬉しいです…誰が話してるのか分かりにくくて。 (2020年7月25日 12時) (
レス) id: 51e7faf0cb (このIDを非表示/違反報告)
みるきい(プロフ) - NINONさん» コメントありがとうございます！ムズムズ感めっちゃ分かります…早くくっつけたいですね… (2020年7月13日 8時) (レス) id: 0d3be91733 (このIDを非表示/違反報告)
NINON(プロフ) - むずむずします！あとちょっとなこの届きそうだけど届いちゃいけない距離感になんか泣きそうです…いつも更新楽しみにしてます。 (2020年7月12日 22時) (レス) id: 62052c5e2b (このIDを非表示/違反報告)
みるきい(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます！どうなんですかね〜（ ｉ _ ｉ ） (2020年7月9日 0時) (レス) id: 0d3be91733 (このIDを非表示/違反報告)
みるきい(プロフ) - 詩乃さん» 反応が良くて嬉しいです！これからも頑張ります^^ (2020年7月9日 0時) (レス) id: 0d3be91733 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるきい
| 作成日時：2020年6月26日 5時
