12話※ ページ14
大門「ココはこうなって、この式が出るから、ココにさっきの答えを代入して、その答えをコレに代入して、そんで最後に公式使って終了。なんでかって言うと…」
大門にただ今勉強教えてもらっている真っ最中。
流石学年トップで、教え方が素晴らしくうまいのと、全て理解している…。
しかもイケボ。
確かに隠れファンが多いはずだ。
わかりやすい説明ありがとう、と言えば、別に、と素っ気ない返事。
それでも、同じクラスの柏木に聞けば、まだ喋っている方なんだって。
ビックリだよね。
っていうか良い声してるんだから、もっと悪用すればいいのに。←
東「俺もうわかんねぇよ…」
神手「……」
「おい東、諦めんな。神手についてはキャパオーバーすんな」
神手「…匂い嗅がせて」
「ヤダ」
何、神手って匂いフェチだったの。
元気出すから、と弱々しく言っている神手。
そんな可愛い顔しても無理なものは無理なんだからな。
「大門、ココどう解くの?」
大門「あぁ、コレはちょっと難しくて…」
神手「頼むよぉ〜…俺の命繋いでくれよぉお……」
「ヒィッ…!?離せや変態野郎!!」
ギュッと腰に抱きついてくる神手の頭を容赦なく殴る。
大門は言ってること遮られて不機嫌そうだし、東は頭抱えてるし神手は収集つかないしでカオスなこの状況。
一体どうすれば。救世主はいつ。
誰か一人。誰か一人で良いのよ、A組かB組の人が来てくれさえすれば……。
美原「お、お前ら何してんの〜」
噂をすれば影ってよく言ったもんだよね。
美原、これ以上お前を求めた日はなかったよ。
「美原、コイツらに勉強教えてやってよ」
美原「え〜?なんで?Aなら良いけど、よりにもよってコイツら?」
「お願い…」
美原「もっと可愛く言って」
「……お願い♡」
美原「そうかそうか、そんなに襲って欲しいのか〜…仕方ないなぁ」
「ちょっと?」
わかってるわかってる、と笑う美原の顔を見る。
本当にわかってんのか?
と、ガッと肩を掴まれる。
は……?
美原「優しくしてやるから」
「そういう事を言ってるんじゃ無いんだな、コレが。で、何この手。ちょ、押すのやめて倒れる、倒れるからっ」
美原「え?押し倒してんだけど」
死ね!!!と叫んで体を捻って無事回避。
大門に関しては、なんだあれ、という目を向けている。
本当になんだコレ。
美原のおかげで東と神手に火がつきましたありがとう。(白目)
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松々先輩(プロフ) - miyuiさん» ありがとうございます☺️嬉しいです!が、睡眠はしっかりとってくださいねw (2021年12月7日 0時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
miyui - 夜中、腐女子が(関係無い)布団の中で隠れながらこの小説を読む…あっ、午前2時だ明日学校どうしよう…宿題やってない…終わったああああ(つまり時間忘れるほど面白いってことです) (2021年12月6日 23時) (レス) @page20 id: 5e526ca5d2 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ひぃ……ありがとうございます!!嬉しいですー!!これからも頑張ります! (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - おにぎりさん» 良いですね、彼氏いらっしゃるんですね……私の元カレは美原って名前でした (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 私の彼氏も岩本です。運命ですね (2020年9月14日 4時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
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