〜１２〜 ページ14
「えﾞっ……あ！？」
「一緒に寝よー」
「てっ、天使！！」
なにそれー、と笑顔の十四松は、私の腰に腕を回して抱き枕を抱えるように私を抱きしめる。
あのっ！！やっぱり今日死ぬんですかね！？！？
もうダメ…。
気絶し掛かっていると、だいじょうぶー？とぺちぺち頬を叩かれる。
本当にね、大丈夫じゃないよ。
だって私急に夢女子が泣いて喜ぶような状況に落とされたらそりゃあ気絶しかけるよね！
〜ココからは一松サイド〜
「だ、大丈夫……じゃな……」
「あー！！気絶した…！！」
「ん？いや、待って十四松。これ寝てる」
「ｈｏｎｅｙはずっと気を張っていたんじゃないか？」
「なんで？」
多分なんか理由はあるよね。
例えば、誰かが横に居ないと寝れないとか、暗闇恐怖症とか。
人が寝られない理由は色々あるけど、今は寝てるんだからさっさと寝たい。
「……あのさ、今は寝てるんだし…こいつが起きたら聞けばいいじゃん」
「それもそうだな、もう寝よう」
「眠の女神が俺を睡眠に誘ってくれ…「うるせーよクソ松」フギャッ」
まじ隣なのキッついわ…。
隣のクソ松を眠らせて(強制)、俺も布団に忍び込んだ。
Aが寝るためにチョロ松兄さんと十四松の間に置いたから、少しキツイ。
でもそれが心地よくて、俺は直ぐに眠りに落ちた。
.
.
.
「ッ……ッ……！」
「……？」
俺は何かで目を覚ます。
外はもう暗くて、チラチラと星が瞬いている。
俺はそっと後ろを振り返った。
「………？？？」
いや、なにしてんの、A。
顔面を手と覆ってなんか…悶えてる？って言うか、何してんのほんとに。
「…あんた何してんの？」
「ッ……い、一松……」
俺が話しかけると、もっと悶えてしまった。
なんか怖いんだけど、あの人。
「とりあえず、あんたもう大丈夫なわけ？」
「え……っと、どういうこと……？」
「あんた倒れるみたいに寝たから。寝れてなかったんじゃないの？」
そう言うと、つーっと視線を横にずらすA。
なにか理由はあるらしい。
これで家庭教師が居なくなるのも困るし、とりあえず解決しよっかな…。
「なんかあるんだったら言って」
「ぇっ…なんか一松が優しい……」
「は？」
あっ、違った、とボソリと呟いたA。
「わ、私…その、暗闇恐怖症でね…？人がいれば大丈夫なんだけど、どうも一人じゃ寝れなくて…」
「最近しっかり寝たのはいつ？」
「………今」
これはかなり早急に対処しなければいけなさそうな問題だ。
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松々先輩(プロフ) - 月花さん» ありがとうございます！！これからお話は急展開…できればいいな、と思います！頑張ります！！ (2020年10月5日 0時) (
レス) id: 884552bd5f (このIDを非表示/違反報告)
月花 - すっっごい面白いです！頑張ってください! (2020年10月4日 23時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - Rain☆さん» ありがとうございます！！了解です！頑張りますね！ (2020年5月14日 22時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
Rain☆ - 一松！！もう本当に尊いです！一番の推しです！更新頑張ってください！ (2020年5月14日 14時) (レス) id: 3af4d419c0 (このIDを非表示/違反報告)
なー。(プロフ) - ですねー、おそ松さんも3期期待です！ (2019年12月11日 18時) (レス) id: 13b122a5bb (このIDを非表示/違反報告)
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