青柳’s birthday 5/30 ページ20
安定の遅れ。申し訳ないです。
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side青柳
誕生日、なんて、別段特別な日じゃないと思う。
だって毎年来る訳だし、それだったら、うるう年の２／２９に生まれた奴が一番すごい。四年に一回しか事実上の誕生日来ないんだからさ。
俺の誕生日はいたって普通の木曜日だった。
誰に誕生日を告げるでもなく過ごしてきた俺は、今年も言う必要はないと思っている。
いつも通り、家を出て、いつも通りAの家を一目見て道を歩く。
この日常的な誕生日も良いんじゃないかな、なんて思ったりしてるし。
別に祝われるのが嫌いって訳じゃないけど。
誕生日を祝われるのは嬉しい。
でも祝われなくてもいい。
そう言う考えなのだ。昔から。
昔は、変わった子供だ、なんて言われたけど、もう俺も高校一年生。
誕生日を喜ばないところで不思議ではない歳まで成長した。
「あ、おはよ青柳くん」
青柳「…おはよ」
長ったらしいことを考えていると、Aの家の前で立ち止まっていた。
これじゃまるで、俺がAの事出待ちしてたみたいじゃないか。
そんなことを気にすることもなく、今日も暑いねぇ、なんて天を仰ぎながら言うAは俺の横に並んだ。
頭一つ分下にある顔を見ていると、どうかしたの？なんて笑顔で聞かれる。
その顔を見ただけで、何故か体が熱い。
青柳「……別に」
「えー、なんかあるでしょ〜。ほら言ってみなって」
Aのウザ絡みは何故かウザいと思わない。
理由があるんだろうけど、あんまりわかんないなぁ…。
Aの顔見てただけ、と言えば、何かついてる？とでも言うようにペタペタと顔を触り始める。
それも可愛いな、なんて思って自分を殴りたくなった。
「あ、そーだ、コレ！」
青柳「…なに、これ」
「？何って、見てわかるように……体にピース！カルピ…青柳「いや、それはわかってるんだけどさ」……最後まで言わせてよ…」
ムッと唇を尖らせるA。
いや、逆になんで急にカル〇ス？
別にいいと思うけどさ、急に？なんかあったっけ？
「も、もしかしてそれ嫌いだった！？葡萄味にすれば良かったのか…！」
青柳「いや、ノーマルでも葡萄でも蜜柑でも苺でも一緒だけどさ……なんで急に」
「？今日、誕生日でしょ？」
そんなものしか用意できなくてごめんね、と言ったA。
次はもっといいもの用意するから！と張り切っていたその顔を見て、また来年があるのか、と頬が緩んだ。
こんな誕生日も悪くないかもしれない。なんて。
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松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» 小田：なんでなんだろ、、はっ！もしかして僕がいるせい…！？あわわわ…！！き、君は高評価推してくれたの！？ありがと、ほんとにありがとう〜！！ (2020年8月2日 12時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん(プロフ) - 確かに低評価嫌ですね､､、神作品なのに､､、ちなみに私は高評価押しましたよ(*^▽^*) (2020年8月2日 11時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - Yucca!!!さん» 美原：だよねぇー。俺たちこんなに頑張ってるのにさー！でも君が応援してくれれば百人力だわ！あんがと！これからもよろしくな！！ (2019年8月1日 21時) (レス) id: 87a69031e6 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 本当、なんか意味もない低評価多いですよね…。なぜこんなに面白いのに…。もしや組織票か！？…なにはともあれ、頑張ってください！！！ (2019年8月1日 12時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - あさん» 確かフォントは大丈夫だったと思います。あと背景は今気づきました、ご指摘ありがとうございます。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 87a69031e6 (このIDを非表示/違反報告)
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