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「お、俺っちは!!Aの兄のい、ざ、な、み、ひ、ふ、みっです!!よろしく!!」
「…………………………うわ」
とりあえずいつもの調子で自己紹介。
しかしすぐに、なんだこいつといった嫌悪に満ちた顔をされました。
っていうかこの…三郎?くんだっけ…?
すっごい俺に冷たくない…?Aとの対応の差すごいんだけど…??
「っそれよりA姉!!今日は何しにきたんですかっ?!」
「二郎と遊ぶ約束してたんだけど…いる?」
1人悶々と考える俺を置いて、三郎くんは超笑顔でAに話しかけていた。
だけどAの答えを聞いた途端、一瞬チッ!!!!とすごい音の舌打ちをしてから、そうですね、とつぶやく。
『…だ、大丈夫かな本当に…この子…』
そしてわざとらしく空を仰ぎ見ながら、そういえば、と口を開いた。
「確か学校の補習があるーとかいって出て行ったような…」
「うわぁ…それ本当…?」
「はい…ごめんなさい、うちの兄が…」
「あ、いいのいいの!三郎くんは悪くないし!」
…どうやら今ここにはいないらしい。
いない、とわかった瞬間、Aの顔が少しだけ悲しそうに歪んだ気がした。
やっぱり今日割と楽しみにしてたのかな…?
「あっ…あのA姉…??」
三郎くんがつんつんと指先を弄りながら、Aに話しかける。
なにやらもじもじしていて…どこか恥ずかしそうにしていて。
『ああ…なんだかあまり良くない予感がする』
「も…もし良かったらなんですけど…!!こ、これからいち兄と僕とで遊ぶ予定だったんです!!A…っA姉も一緒にどうでしょうか…!!」
予感的中。
あざとく上目遣いまでしてAに頼み込んだ三郎くん。
「んー…うん、いいよ!どうせこのあと暇だしね!」
「やったー!!!A姉大好きです!!」
「あはは!ありがとう!!!」
そしてそれを二つ返事でOKするA。
っていうか三郎くん、とんでもない爆弾発言しなかった…?
二人とも笑顔でいる横でなんて顔をしていいかわからない俺。
そしてぱち…と三郎くんと目があった。
三郎くんはそこでようやく俺の存在を改めて認識したようで、1度視線を逸らして…何かを堪えるような、噛み締めるような苦い顔をする。
そして悶えるような声を出して深呼吸、1度俺っちを鋭く睨んだかと思えば、冷や汗まみれの超ぎこちない笑顔で口を開いた。
「ひっ…一二三…っっさんもどうですか?」
「えっ、あっ…じゃあいい?!お邪魔しまーす!!」
「あっ、ちょおま!!マジで勝手に入んな!!」
よし、これでAと一緒にいられる時間が増えた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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夢花(仮垢) - ガチャドルチリーンwww確かにw合ってるんだけどさwww (2018年12月25日 5時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 咲良さん» ご指摘ありがとうございますm(_ _)m直させていただきました。 (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ゆっくりみーさんさん» ありがとうございますー!嬉しいですー!!そうですね…拝めるわけですね…羨ましい… (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - 穹射さん» ありがとうございますー!!頑張ります! (2018年11月29日 1時) (レス) id: 718ad3a520 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - おはようございます。摩天楼じゃなくて麻天狼ですよ (2018年11月28日 7時) (レス) id: 211f54bcb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎麻
作成日時：2018年9月5日 0時
