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アキキョウシツデ2 ページ6

鮎「僕いつもノリが軽いから

言動を信じてもらえないんだよねー。

…それでなんだけど。

_僕の従順な犬になってくれない?ニコ」

『…は?』

鮎「え?僕が君を

いつ好きになったか、知りたいって?

…動画撮った時。」

その動画…

『…消せよ、それ。』

鮎はへぇー、と嗤った。

鮎「そんなにこれ

拡散されたくないんだぁ。

なんで?

親が捕まるから?

それとも今は恐れられてのぼっちだけど

いじめられてのぼっちになるから?クスクス」

『…何が楽しいんだよ』

鮎「楽しいよ、全部。」

『…俺が、お前に殴りかかったら

どうするつもりなんだよ。』

鮎「君、人殴れないでしょ?

…それで、さっきの件だけど」

『拒否。』

鮎「何言ってんの?

君に拒否権なんて無いんだよ?

だって、動画あるしクスクス」

イラッとした俺は鮎に襲い掛かった。

…のだが。

あっという間に転がされて喉を踏みつけられていた。

鮎「ねぇ、僕の犬になるよね?」

何も答えない俺に苛ついたのか

鮎は更に強く踏みつけてきた。

…本格的に息が出来なくなってきた。

…でも慣れてる

鮎「あ、そっか。

慣れてるよね、痛いのと苦しいのは。」

鮎はそう言うと

鞄からなにかを取り出し俺の足にカチャッとつけた。

『…なんだよこれ!』

鮎「足枷だよ?

…ああ、ごめん、忘れてたよ」

いつの間にか手錠まではめられた。

鮎はスマホを手に取り写真を撮りはじめた。

『やめろよ!』

鮎は気にせずに写真を撮っている。

鮎「んー、まぁいっか。」

するといきなり

身動きのとれない俺に覆い被さってきすをしてきた。

『やめ…ろ、お前…!』

鮎はきすの途中で舌を入れてきた。

『や、め…』

…やばい気持ち良い。

…思考が追いつかなくなる

…息が出来なくて苦しいのに、もっとしてほしい。

鮎が離れる頃には

俺の思考力は完全にダウンしていた。

鮎「気持ち良かった?

…それにしても舌出しちゃって可愛いね。

写真撮っちゃお。」

鮎はスマホを操作して聞いた。

鮎「…僕の犬になりたいよね?」

『…はい』

何も考えられなくなっていた俺は

あの時はいと答えてしまった。



…奴はしっかりボイスレコーダーで録音していた。

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作者名:愛咲妃 | 作成日時:2020年3月19日 11時

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