secret xxx.... 05

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バンバンバンッ




文化祭開始の合図が空に響く。




｢｢｢｢キャー///｣｣｣｣




それと共に外から聞こえる、女子の黄色い声。




その声が外から廊下
廊下からうちらのクラスへと移動してくる。




まっまさか………。




いやいや、いくらなんでも早す……




｢(人1)♪｣




嫌ってほど耳につくこの明るい声は………




｢光………に、みんな………｣




随分と早すぎるお出ましで。





｢来てやったぜ♪｣




別に誰も呼んでないけどね。




｢光は女の子に会いたかっただけでしょ｣




"龍雅"でもお兄ちゃん的存在の裕翔が
ため息をつきながらそう言った。




｢(人1)ちゃん、その格好どうしたんですか!!!｣




驚いた様子の侑李は、目を真ん丸くしている。




｢どうもこうもないよ侑李ー。美紅に着せられたのー｣




泣き真似をしながらあたしがそう言うと




｢似合ってますよ♪素敵です♪｣




なんて悩殺チックな言葉を王子様スマイルで言われた。




｢あっありがとう///｣




あたしだって一応女の子だから
褒めてくれるのは普通に嬉しい。




｢でも、涼介に見せられないのが残念です｣




｢えっ………？｣




侑李まで、なんでまた美紅と似たようなこと言うかな。

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