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*
数時間後、翔太は帰っていった。
私は1人、近所のケーキ屋さんで買ったショートケーキを食べる。
『ハッピバースデーディア…わたし〜♪』
なんて歌ってみるが、部屋の中は当たり前にシーンと静まりかえっている。
『…』
やっぱり…寂しいな。
プルルルル
『!?』
そのとき、いきなりスマホが鳴った。
…ふっかだ。
『もしもし…』
深澤《もしもし》
『仕事、終わったの?』
深澤《終わった》
『お疲れ』
深澤《だから今、お前ん家に向かってる》
『え…!?』
深澤《もうすぐ着くから…って、聞いてんのか?》
私はスマホを持ったまま慌てて玄関に向かい、靴を履く。
ドアを開け、駆け出す。
そこには─────────────
深澤「よぉ(笑)」
赤いチューリップの花束を抱えたふっかが立っていた。
『来て、くれたの…?』
深澤「どっかの誰かさんが"今日じゃなきゃやだ"ってわがまま言うからな(笑)」
『…っ』
深澤「遅くなったけど、誕生日おめでとう」
花束を受け取った私は彼に抱きついた。
『ありがとう…っ(笑)』
深澤「おいおい、苦しいって(笑)」
『ごめん(笑)』
私は彼から離れる。
深澤「…あと、もう一つ伝えたいことがある」
彼は真剣な表情でそう言う。
『…?』
*
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あべ 沙耶 - ayaneさん» どういたしまして!← (2020年9月26日 20時) (レス) id: c552b5681b (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - あべ 沙耶 元みきゃんさん» お手本だなんて嬉しいです!笑 (2020年9月25日 16時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
あべ 沙耶 元みきゃん - 別に作品パクって無いですよ!?憧れているって意味です! (2020年9月6日 0時) (レス) id: c552b5681b (このIDを非表示/違反報告)
あべ 沙耶 元みきゃん - ayaneさん» 了解です!あ、私も別のケータイ小説サイトで小説書いてるんですがいつも作者様を手本にして助けられてますw!新作楽しみにしてます! (2020年9月6日 0時) (レス) id: c552b5681b (このIDを非表示/違反報告)
ayane(プロフ) - みきゃんさん» いつもコメントしていただきありがとうございます!これを読んでハッピーな気持ちになってくれたら嬉しいなと思って書きました!またいつかよろしくお願いします!(笑) (2020年8月24日 10時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayane | 作成日時:2020年8月10日 8時