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『ちょっと何聞いてんの;』


彼は私に顔を近づける。


目黒「いつもと雰囲気が違って、より大人っぽく見える気がします」


『え?』


目黒「そういうのも似合ってて、俺は好きです(笑)」


『…あ、ありがとう』


褒められると、素直に嬉しい。


同僚「よかったじゃ〜ん(笑)」


彼女は私を肘で小突く。


『もう、やめてよ〜;』














帰宅し、翔太くんの部屋の呼び鈴を鳴らす。


渡辺「何?」


『ラウールくんからプレゼントでリップが届いたんだけど、ありがとうって伝えておいてくれない?』


渡辺「その今つけてるやつ?」


彼は私の唇を見て言う。


『あ、うん、そう』


渡辺「その色、似合ってねーからやめとけ」


その言葉に、思わずカチンときた。


『はぁ?別に翔太くんに見せるためにつけてるんじゃないんだけど』


渡辺「俺が似合ってねーって言っただけだろ」


『会社の人は褒めてくれたからいいもん』


渡辺「お前、お世辞って言葉知ってんの?」


私はさらに反論する。


『"そういうのも似合ってて、俺は好きです"って言われたもんね!』


渡辺「そいつの感覚が変なんだろ」


『もういい!』


私はプイっと横を向きき、そのまま自分の部屋に入った。


なんなのあの態度!?


デリカシーなさすぎ!


『ムカつく〜!』


私はその場でドタバタと地団駄を踏んだ。





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ayane(プロフ) - 翔亜さん» ありがとうございます! (2020年10月18日 11時) (レス) id: 39d061f7d7 (このIDを非表示/違反報告)
翔亜(プロフ) - 楽しみにしてます! (2020年10月17日 22時) (レス) id: 068f257b0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayane | 作成日時:2020年10月17日 7時

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