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ｴｰｽ「そんなに怒るなよ...zzz」
また会話の途中で寝始めたエース
「なｯ！何なのよこいつ！」
ﾊﾟﾝｯと鼻提灯が割れると再び目を覚ます
ｴｰｽ「えーと、何の話してたんだ？」
「なんでいちいち寝ないと会話できないのよ！」
出会って早々にぎゃーぎゃー言い合いをする2人
「！？隠れて！」
ｴｰｽ「うぉ！」
何かに気付いたAが咄嗟にエースを押し倒し、片手で彼の口を塞ぐと物陰に隠れた
ｴｰｽ「にゃにふっ」
「ｼｯ！」
男「くっそう！あいつらどこに行った！」
さっきの男達がまだ2人を探していた
エース押さえつけて息を潜めていると、男はしばらく辺りを見回して去って行った
「...行ったみたいね。」
そのままの体勢でエースの口から手を離すA
ｴｰｽ「...」
「何？」
突然静かになったエースを見ると思ったより至近距離に彼の顔があった
ｴｰｽ「お前...すっげぇ綺麗な目の色してんな。」
エースは大きな手をAの顔に添えると身体を起こして更にぐっと顔を近づけてきた
「さ、触るな変態！」
エース「いっでぇ！何すんだよ！」
彼を突き放して距離をとる
(び、びっくりした...)
ｴｰｽ「...あれ？もしかして照れてんのか？」
「ばっ！なっ！て、照れてないわよ！」
ｴｰｽ「へー、可愛いとこあるんだな。」
顎を掴み再び顔を近づけてきたエースはニヤリと笑う
「ち、近いんだよ！」
今度はエースの頭を殴る
ｴｰｽ「だから痛てぇって言ってんだろ！」
━━ ━
ｴｰｽ「で、お前この後どーすんだ？」
「誰かさんのせいで計画が狂った。この島を出るわ。」
ｴｰｽ「なら俺が乗ってきた船に乗ってくか？この近くにも小さな島が幾つかある。そこまで送ってやるよ。」
「はぁ？今日会ったばかりの海賊の船になんて乗る訳ないでしょ。」
エースの誘いを一喝して、Aは近くの島まで泳ごうと海に潜った
泳ぎは得意だし、この辺りの方角なら把握済みだ
ｴｰｽ「お、おい！待てよ危ねぇ！」
ﾄﾞﾎﾞｫｫｫｫﾝ！
「えぇぇぇ！？」
どういうつもりか後を追ってきたエースが海に落ちてしまった
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作者名：ゆんゆ | 作成日時：2016年10月3日 20時
