. ページ26
ﾊﾞﾀﾝｯ！
男達「「「えぇぇぇぇ！？倒れたぁぁ！」」」
突然意識が途切れたようエースは机に突っ伏した
男「おいこいつ大丈夫なのか？」
男「死んだんのか？」
予想外の展開に周りがざわつきはじめる
ｶﾞﾊﾞｯ！
男達「「「起き上がった！！」」」
ｴｰｽ「あー、参った。......寝てた。」
男達「「「「寝てたぁぁぁぁぁぁ！？」」」」
男「あ、有り得ねぇ！食事と会話の真っ最中に！」
男「しかも続きを食べ始めたぞ...」
「...」
ｴｰｽ「ん？お前ら何騒いでんだ？」
男達「「「お前を心配してたんだよ！」」」
ｴｰｽ「おっさん、この店はコント集団雇ってんのか？」
店主「いや、そう言う訳じゃねぇが...」
男「おい！俺達のこと舐めてんのか？」
男の一人が刃物をエースの首に当てる
ｴｰｽ「あぁ？」
突然エースの目つきが変わる
ｴｰｽ「やめとけ。お前らじぁ俺に勝つのは無理だ。」
男「なんだと！？舐めやがって！ふざけんな！！」
ﾄﾞｶｧｯ！
男「ぐわぁぁぁぁ！」
エースは刃物を振りかざしてきた男を殴り飛ばす
「！」
ｴｰｽ「女相手に武器を向けるなんざ、どっちがふざけた野郎だよ。」
怒りに満ちた表情にAは一瞬恐怖を感じた
エースは初めからこの状況には気づいていたらしい
男達はAとエースをとり囲む
数もさっきより増えていた
ｴｰｽ「まぁ、そう熱くなるな。楽しくいこーぜ？」
腕から炎をメラメラと出すエース
ｴｰｽ「火拳！！」
男達「「「ぐぁぁぁぁぁ！」」」
一瞬にして炎が店内を突き抜ける
ｴｰｽ「行くぞ！」
「は！？ちょ、ちょっと！」
エースはAの腕を掴んで走り出すと店の外へと向かった
━━ ━
エースに手を引かれるまま店を飛び出して港に辿り着く
ｴｰｽ「あーあ、お前のせいで飯食い損ねたじゃねーか。」
「な！騒ぎ起こしたのは貴方でしょ！火拳！！しばらくはこの島に居るつもりだったのに余計な真似を！」
ｴｰｽ「お前俺のこと知ってんのか？...ん？おぉー！よく見たらお前、イェシェン・Aか！はは！全然気付かなかったぜー！」
「人の話聞いてないでしょ！」
ｴｰｽ「なんだよ、機嫌わりぃな。お前も腹減ってんのか？」
「一緒にすんな！」
これがエースとの出会いだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆんゆ | 作成日時：2016年10月3日 20時
