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シャチ「あー疲れたー」
ペンギン「お前はろくに見張り番せずに寝てただろ。」
ベポ「あ!おはようA!」
「おはよう。みんな。」
シャチ「キャプテンはまだ寝てんのか?」
「また遅くまで医学書読んでたみたい。無理に起こすと機嫌悪いから寝かせておく。」
困ったもんだよねぇと笑いながらAは談話室へと入って行った
シャチ「...なあ、ペンギン。」
ペンギン「あ?」
シャチ「キャプテンとAの関係どう思う?」
ペンギン「どうって?」
シャチ「キャプテンはさAこと、めッッッッッッッッッちゃ好きじゃん?」
ペンギン「分かりやすいんだよなキャプテン。寝起き悪いのにAが朝飯当番の時は絶対起きる。」
シャチ「前から思ってたんだけど、Aとキャプテンって同じ部屋だろ?餓鬼の頃から一緒とは言え、もう大人なんだしさー、ほら...何か起きたりしねぇのかなぁって?」
ペンギン「いやー、キャプテンも男だしそこは結構溜まってると思うぜ?」
ベポ「2人とも何の話してるの?」
シャチ「ベポお前にはまだ早い。」
ベポ「えー、つまんない... !ちょ、ちょっと!ちょっと!」
ペンギン「あぁ!分かった!それで夜眠れなくて朝起きれないとか!?やっぱり色々我慢してんだよキャプテン!すげぇ男の鏡だ!」
ベポ「オイッ!お前らー!」
自分達の背後に立つ存在に一人気付いたベポ
会話に夢中のシャチとペンギンにはベポの声は聞こえていない
シャチ「考えてみろよ。Aみたいな女が横で寝てたら、俺ならすぐガバッと行っちゃうね!」
ペンギン「俺も!Aだろ?理性保つ自信ねぇ!」
ロー「おい。」
シャチ、ペンギン「「........................」」
その声にピシリッと固まるシャチとペンギン
恐る恐る後ろを振り返ると、普段の何倍も目付きが悪いローが既に刀を抜い立っていた
ベポ「あぁ...だから言ったのに、もう怖くて見てらんないや。」
ペンギン「あ...キ、キャプテン!お、おおおはようございます...!!」
シャチ「まだ...寝てたんじゃ...」
ロー「朝っぱから五月蝿い奴らのせいで目が覚めちまった。...てめぇらはまだ寝言言ってんのか?」
シャチ、ペンギン「「ぎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」」
船内に2人の声が響き渡る
ハートの海賊団は今日も賑やかだ
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作者名:ゆんゆ | 作成日時:2016年10月3日 20時