Story 76 ページ30
莉犬side
やっぱりおかしい。
さっきの生徒会室の出て行き方も。
理由をきいても答えてくれなかったし
莉「………」
おかしい、そう思ってこっそりあとをつけてきた。
ダメなことは知っているが
大切な友達の事を放っておきたくはないのだ。
る「…………はぁ…」
やっぱり、なにか悩んでいるかな…?
莉「っ……るぅちゃん!」
る「…!?あっ…莉犬。どうかした?」
ほら、無理やりにでも笑おうとしてる
莉「るぅちゃん、なんかあったの?話聞くよ」
る「え…。いや、だいじょうぶです…!」
莉「なんで?悩んでるんでしょ?なら、俺を頼ってよ。」
なんで。
る「だからだいじょうぶだって…!!」
怒っているのか、るぅちゃんは声を大きくしてそう言った。
なんで。
なんで嘘つくの?ねぇ、
莉「俺は…っ生徒会の仕事も全然できなくて頼りないと思うけど悩んでるなら話してよっ…!
俺の声が廊下に響き渡った
そんなこと、無意識だった。
もしかしたら、生徒会室まで聞こえていたかもしれない。
けど、そんなことよりるぅちゃんが傷つくことの方が何倍も嫌だ。
る「……りいぬ…ごめん…」
少しの沈黙のあと、るぅちゃんが口を開いた
る「あの…後ででもいい…?ちゃんとはなすからさ…」
莉「もちろん!
でも もう、だめだからね。一人で悩むなんて。」
66人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふわふわひつじ - さくらもちさん» ありがとうございます!!私も全然成績よくないですwどんどん下がってってます笑()これからも頑張りますね!! (2月8日 15時) (レス) id: d62ecff5f5 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち - 面白かったです!自分成績良くないんですけど、続き楽しみにしてます笑!無理せず頑張って下さい‼︎ (1月23日 20時) (レス) @page30 id: 5cfbc5c268 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわひつじ - あめさん» コメントありがとうございます!たくさん更新できるように頑張ります…!! (11月9日 15時) (レス) id: cea5b7f3cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわひつじ - 幸さん» ひさしぶりです!最初からよんでくれたんですか⁉ありがとうございます!受験生さんなのですね、頑張ってください!! (11月9日 15時) (レス) id: cea5b7f3cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわひつじ - 宇李さん» ごめんなさい。スマホ没収されて更新費度低くなっちゃってるんです (11月9日 15時) (レス) id: cea5b7f3cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふわふわひつじ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/huwahuwahituzi/
作成日時:2023年7月10日 18時