余命5年の少女と学園の王子様。【黄】2

Story 50 ページ3

Aside




『……………』



雫「でさｯｯ！！＿＿!!＿＿ww」


悠里「＿＿?w」



ただいま屋上で昼食中。



屋上は生徒達で賑わっている




昼休みは屋上で過ごす。

…なんて漫画でよくあるその場面だ。



私は屋上から学校の周りを見ながら

昼ごはんを食べるのが好き。



少し遠くの公園に咲いてる桜。


木の上にいる鳥。



こーいう風景、なんか落ち着く。





ｶﾞﾁｬｯ🚪




ドアの開く音がした


別にドアが開いただけで誰が来たかなんていちいち見ない。



だから学校の周りを眺めていたけれど…




そのドアの開く音がしてから数秒後。


屋上に騒がしくなったような



きゃー、とかの声も聞こえる



ぁー、もしかして…?




『…………??』



ドアの方を見ると


やはり予想通りの彼ら達が居る。



そう、学園の王子様と呼ばれている6人組。



弁当でも食べに来たのか




雫「ぉ、会長達じゃん。」


私が6人を眺めていると



るぅちゃんと目があった


彼は手を振っている


私も手を振り返すと、彼はにこっと微笑んだ



『……ｯｯ…』


私は目を逸らす。



今のはイケメンすぎですよ……

Story 51→←Story 49

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す