工藤さんは非日常好きな女子！3

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ﾄﾞﾝﾄﾞｺ｢でも、太鼓は大きい音を出してなんぼだ！太鼓だって良いとこいっぱいあるんだっ…！｣



ちょっとちょっと、そんな目に涙浮かべられたらなんとかしなきゃじゃないの…！
心の中でアワアワと焦りながら解決策を探す。
(バッグモンはバッグモンで美術鑑賞に行ってしまって手元にいない)



『じゃ、じゃあさ！私達が戦ってる時とか、戦いに勝った時ならいいよ！』

ﾄﾞﾝﾄﾞｺ｢ほ、ホントか！？｣

『うん！ドンドコモンが応援してくれたら私達頑張れるからさ！』

ﾄﾞﾝﾄﾞｺ｢わかった！オレみんなの為に頑張るっ！！｣



ピョンと私の方へ飛んできてそのまま両手でキャッチ。
予想通りの重さだ。(？)
とりあえずドンドコモンの機嫌が直って良かったと少し安心したところで、一緒に見てまわる事になった。



ﾄﾞﾝﾄﾞｺ｢オレここのゲージュツってやつ分かんねぇや。｣

『実は私も…。もう少し明るい色の作品があってもいいのにな〜って思ってる。』

ﾄﾞﾝﾄﾞｺ｢だよなァ……あっ、アレなんだ？｣



ドンドコモンが指しているものを見ると、そこには大きな天使の像が立っていた。見ているとサンドゾーンにあった女神の像を思い出す。

一番マシなのコレかなぁ…かわいいs



ﾄﾞﾝﾄﾞｺ｢Aアブねぇ！！｣

『ﾝﾌﾞｯ!?』



ドンドコモンに押されて尻もちを着いたと同時に天使の像が崩れ落ちた。

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